働きたいを叶える!就労継続支援A型と就労定着支援、あなたに合うのはどっち?【徹底比較2025年最新版】

障害や難病のある方が「働きたい」という気持ちを実現するためには、安心して取り組める環境と、継続的な支援が必要です。
その想いを支えるために、さまざまな福祉サービスが用意されています。
中でもよく比較されるのが、「就労継続支援A型」と「就労定着支援」。
どちらも“働く”ことを支援する制度ですが、目的や利用のタイミング、対象者が大きく異なります。

「どう違うの?」
「両方利用できるの?」
「自分にはどちらが合っているのだろう?」
と、迷ってしまう方も多いかもしれません。
自分に合った支援を理解し、適切に選ぶことは、安心して長く働き続けるための大切な一歩です。
この記事で分かること💡
- 「就労継続支援A型」と「就労定着支援」の基本的な違い
- そもそも「就労継続支援A型」「就労定着支援」とは?
- A型事業所と就労定着支援の違い
- 【5つの視点で徹底比較】就労継続支援A型と就労定着支援の明確な違い
- どちらを選べばよい?利用者別おすすめポイント
- 利用までの流れと手続き
- よくある質問(FAQ)
- まとめ|「働きたい」あなたに、2つの選択肢
この記事を読み終える頃には、2つのサービスの違いが理解でき、あなたにとって最適な支援の選び方が自然と見えてくるでしょう。
これから利用を検討している方や、そのご家族、支援者の方もぜひ参考にしてみてくださいね。
就労継続支援A型と就労定着支援、何が違うの?

まず結論からお伝えします。
2つのサービスの最も大きな違いは、「支援を受けるタイミングと目的」です。
■就労継続支援A型|働きながら福祉的支援を受けられる「雇用型支援」
障害や難病のある方が、一般企業などで働くことに不安や困難さがある方に対し、「働く場所」を提供し、就労スキルを身につけるためのサービスです。
■就労定着支援|働き続けるための“アフターケア”的な支援
障害や難病のある方が、一般企業などに就職後、その職場で「長く働き続ける」ことをサポートするためのサービスです。
つまり、「就職する前」のトレーニングの場がA型事業所、「就職した後」のサポートが就労定着支援と考えると分かりやすいでしょう。
両者の違いを一覧表にまとめました。
比較項目 | 就労継続支援A型 | 就労定着支援 |
目的 | 支援を受けながら働く機会の提供、スキルアップ | 一般就労後の職場定着支援 |
利用タイミング | 一般就労する前 | 一般企業などに就職した後 |
対象者 | ・就労経験があるが、現在雇用されていない方・就労移行支援などを利用したが就職に結びつかなかった方・特別支援学校卒業生 など | ・就労移行支援やA型/B型事業所などを利用して一般就労した方 |
サービス内容 | ・生産活動(仕事)の機会提供・職業指導、生活支援、健康管理 | ・職場や生活に関する相談・助言・企業との連絡調整・課題解決に向けたサポート |
雇用契約 | 事業所と結ぶ | 就職先の企業と結ぶ(支援事業所とは結ばない) |
給料/工賃 | 給料(最低賃金以上が保障) | 給料(就職先の企業から支払われる) |
利用期間 | 原則として定めなし | 最長3年6ヶ月(就労後6ヶ月経過後から3年間) |
このように、2つのサービスは目的も対象者も全く異なります。
それでは、それぞれのサービスについて、より詳しく見ていきましょう。
そもそも「就労継続支援A型」とは?

まずは、就労継続支援A型(以下A型事業所)について解説します。
A型事業所とは、障害や難病のある方が事業者と雇用契約を結び、支援を受けながら働くことができる障害福祉サービスです。
一般企業での就労が現時点では難しい方に対して、安定して働ける場所を提供し、仕事を通じて知識や能力の向上を目指すことを目的としています。
最終的には、A型事業所での経験をステップに、一般企業への就職(一般就労)を目指す方も多くいます。
特徴
- 雇用契約があるため、最低賃金以上の給与が保証される。
- 一般企業での就労が難しい方でも、実際の労働環境に近い形で仕事の経験やスキルを積める。
- 事業所が作業場所を提供し、就労に必要な支援や訓練も受けられる。
- 利用者の体調や能力に応じて作業内容や勤務時間を調整できる。
対象となる方
A型事業所の対象者は、原則として18歳以上65歳未満の方で、具体的には以下のような方が該当します。
- 就労経験はあるが、現在は離職している方
- 就労意欲があり、ある程度の就労時間をこなせる方
- 就労移行支援サービスなどを利用したが、就職に結びつかなかった方
- 特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが、雇用に結びつかなかった方
重要なのは、「雇用契約に基づく就労が可能」と見込まれることです。
一定の支援があれば、継続して働く意欲と能力がある方が対象となります。
こんな方におすすめ💡

- 一般企業での就労経験が少ない、またはブランクがある方
- 安定した収入を得たい方
- 生活リズムを整えながら働きたい方
主な支援内容
- 雇用契約に基づく就労の提供
→ 最低賃金以上の給与が保証され、事業所のスタッフとして働きます。
- 軽作業・事務作業などの仕事の提供
→ 例:商品の袋詰め、清掃、データ入力、検品、チラシ折り、シール貼りなど。
- 作業中のサポート
→ スタッフが作業のやり方を丁寧に教え、困ったときにはすぐにフォローします。
- 生活支援・相談支援
→ 体調の不安、通院、金銭管理、家庭での悩みなど、日常生活の相談にも対応。
- スキルアップ訓練
→ パソコン練習、履歴書の書き方、ビジネスマナー、電話応対の練習など。
- 就労に向けたステップアップ支援
→ 一般企業への就職を目指す方には、面接練習や求人紹介なども行います。
- 定期的な面談・支援計画の作成
→ 本人の希望や目標に合わせた個別支援計画を立ててサポート。
- 働きやすい職場づくり
→ 体調や障害特性に応じた勤務時間の調整や、休憩・配慮のある職場環境を提供。
どんな仕事をするの

「A型事業所って、どんな仕事があるの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、A型事業所で実際に行われている仕事内容をカテゴリ別にわかりやすくご紹介します。
自分に合った働き方を見つけるヒントにしてください。
仕事内容の一例
■ PC作業
- データ入力
- 文字起こし(音声からテキストへの変換)
- Webサイトの制作・更新
- 文書作成・レイアウト補助
■ 事務作業
- 書類作成・チェック
- ファイリング、資料整理
- 電話応対・来客対応補助
■ 軽作業
- 部品の組み立て
- 商品の検品・梱包・シール貼り
- 郵送物の封入・仕分け
- 施設やオフィスの清掃
■ サービス業
- カフェやレストランのホールスタッフ
- 調理補助(キッチン業務)
- パン・お菓子などの製造・販売
■ 農業・園芸
- 野菜・ハーブ・果物の栽培
- 水やり・除草・収穫作業
- 袋詰め・出荷準備
■ IT・デジタル系
- SNS運用(Instagram、X、TikTokなど)
- ブログ記事の執筆・構成・校正
- 画像編集(バナー制作・写真加工など)
- 動画編集(カット、字幕・BGM追加など)
- アクセス解析やデータ収集(Googleサーチコンソールなど)

A型事業所では、ITスキルを活かす業務から軽作業、サービス業まで多彩な仕事が用意されています。まずは気になる事業所を見学・体験して、自分に合った環境を見つけましょう。

当事業所トライアングルでは、SNS代行を専門としており、ブログ作成、Instagram、TikTok、YouTubeの動画編集、デザインなどの業務を行っております。こちらの「仕事の内容」ページもご覧ください。
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お給料はもらえる?

A型では、事業所と雇用契約を結ぶため、最低賃金以上の給料が支払われます。
勤務日数や時間に応じて収入が得られ、パートタイム勤務が一般的です。
地域や事業所によって給与額は異なりますが、労働基準法が適用されるため、勤務条件を満たせば、社会保険に加入でき、有給休暇などの制度も整っています。
厚生労働省のデータによれば、令和5年度(2023年度実績)の就労継続支援A型事業所での平均賃金(月額)は 86,752円となっています。
📝参考(外部)リンク
京都府の例:1日4時間・週5日・4週間勤務した場合
→ 1,058円(2025年3月時点)×4時間×5日×4週 = 84,640円
就労定着支援ってどんなサービス?

就労定着支援とは、就労移行支援や就労継続支援などを利用して一般企業等に就職した障害のある方が、長く安定して働き続けるためのサポートを行う福祉サービスです。
就職はゴールではなく、スタートです。
新しい環境での人間関係、仕事の進め方、生活リズムの変化など、働き始めると様々な悩みや課題が出てくることがあります。
そうした課題を一人で抱え込まず、専門の支援員に相談しながら解決していくためのサポートが就労定着支援です。
特徴
- 職場定着を支援することが目的。
- 利用者の職場や生活面での悩みや困りごとを相談できる。
- 雇用者(企業)との間に立って調整やフォローを行う。
- 就労開始後、継続的にサポートを受けることで、離職防止を図る。
対象となる方
就労定着支援の対象者は、障害や難病がある方で以下の障害福祉サービスを利用して一般就労し、就労から6ヶ月が経過した方です。
その中でも、以下のような障害福祉サービスを利用してから就職された方が対象となります。
対象となる主なサービス
- 就労移行支援
- 就労継続支援(A型・B型)
- 生活介護
- 自立訓練(機能訓練・生活訓練)
ポイントは、「すでに一般企業などで働いている方」が対象であるということです。
福祉サービスからステップアップし、就労を継続するためのサポートが必要な方に向けた支援です。
こんな方におすすめ💡

- 就職はできたが、仕事を続けられるか不安
- 職場での人間関係や業務について相談したい
- 一人で困りごとを抱え込みがち
- 定期的に誰かに相談できる環境が欲しい
主な支援内容
支援員が利用者、そして必要に応じて企業とも連携を取りながら、以下のようなサポートを行います。
- 定期的・継続的な面談:月に1回以上のペースで面談し、仕事や生活上の悩みをヒアリングします。
- 職場訪問による状況把握:本人の許可を得て職場を訪問し、業務状況や職場での様子を確認します。
- 企業との連絡・調整:業務内容の調整、職場環境の改善などを企業側に働きかけます。
- 関係機関との連携:医療機関や相談支援事業所など、他の支援機関と連携してサポートします。
- 生活面のサポート:給与管理や体調管理、生活リズムに関する相談にも応じます。
この支援により、就労に困難を抱える方々が自分の力を発揮し、充実した職業生活を送ることができるようになります。
利用期間について
就労後の最初の6ヶ月間は、利用者が職場に円滑に適応できるよう、これまで利用していた就労移行支援などの事業所が引き続き支援を行います。
その後、就労7ヶ月目から「就労定着支援」が始まり、原則2年間(最長で3年間)支援を受けることが可能です。
1年経過時には、支援の継続が必要かどうかを評価し、必要と判断された場合には、さらに1年間の延長が認められます。

支援の具体的な内容や利用条件は地域や施設によって異なるため、詳しくは地元の支援機関や市町村の担当窓口に相談するとよいでしょう。
A型事業所と就労定着支援の違い

両者の違いをわかりやすく比較し、それぞれの特徴を解説します。
比較項目 | 就労継続支援A型 | 就労定着支援 |
---|---|---|
対象者 | 一般就労が困難な障害や難病がある方 | 一般企業に就職した障害や難病がある方 |
主な目的 | 安定した就労機会の提供、職業訓練 | 職場に定着し、継続就労を支援 |
支援内容 | 作業場所の提供、訓練、作業支援 | 職場での相談対応、問題解決支援、調整役 |
雇用形態 | 雇用契約あり、賃金支払い | 雇用契約は関与しない(職場に在籍中の支援) |
利用時期 | 就労を始める前、または就労経験が少ない時 | 就労開始後の定着支援として利用 |
✅ポイント
A型事業所の支援は「働く準備を整える場」であり、就労定着支援は「実際に働き出した後のフォローアップ」を担っています。
どちらも重要な役割を持ち、段階に応じて使い分けることが大切です。
両方使える?併用の可否

基本的には同時利用はできません。
A型事業所を利用中は、「まだ就職していない」状態なので、就労定着支援の対象にはなりません。
しかし、以下のようなステップアップとしての連続利用は可能です。
- A型事業所で働く(支援付き雇用)
- A型を卒業し、一般企業へ就職
- 就労定着支援を利用しながら働き続ける
この流れで使うことで、より安定した就労が実現しやすくなります。
【5つの視点で徹底比較】就労継続支援A型と就労定着支援の明確な違い

ここまでそれぞれのサービスを解説してきましたが、改めて5つの視点から両者の違いを明確に整理します。
違い①:サービスの「目的」
- A型:「働くスキルを身につけること」と「安定した就労機会を得ること」が目的であり、いわば、一般就労に向けた“訓練”や“ステップ”の場です。
- 定着支援:「就職先で長く働き続けること(職場定着)」が目的であり、就職後の“アフターフォロー”に特化したサービスです。
違い②:利用する「タイミング」
ここが最も重要な違いです。
- A型:一般就労する「前」に利用します。
- 定着支援:一般就労した「後」に利用します。
この2つは連続した支援として捉えることもできます。
【支援の流れの例】
- A型事業所で働く
- 雇用契約を結び、作業や訓練を通じて仕事の基礎スキルや社会生活のリズムを身につける。

- スキルや自信がつき、一般企業へ就職
- A型での経験を活かし、就職活動や面接準備を行い、一般企業での働き始めを目指す。

- 就職後、就労定着支援を利用して職場に定着
- 職場での人間関係や業務上の悩みを相談できるサポートを受けながら、長く安定して働き続ける。

違い③:サービスの「対象者」
- A型:「これから働きたい」けれど、一般企業での就労に不安や困難さがある方が対象です。
- 定着支援:すでに「一般就労している」方が対象です。前提として、就労移行支援やA型事業所などの利用経験が必要です。
違い④:サービスの「内容」
- A型:支援の中心は「仕事(生産活動)」です。
仕事を通じて、職業スキルやコミュニケーション能力を養います。
- 定着支援:支援の中心は「相談・助言・調整」です。
仕事そのものを手伝うのではなく、利用者が主体的に課題を解決できるよう、側面からサポートします。
違い⑤:「雇用契約」と「利用期間」
- A型:利用者とA型事業所が雇用契約を結びます。
利用期間に原則として定めはありません。
- 定着支援:利用者は就職先の企業と雇用契約を結びます。
支援事業所とは雇用関係にありません。
利用期間は2年(最長3年)という上限が定められています。
どちらを選べばよい?利用者別おすすめポイント

「自分はどちらを利用すればいいの?」と迷っている方のために、選び方のポイントをまとめました。
ポイント①「これから働きたい」「一般就労に不安がある」方はA型事業所
もしあなたが今、働いておらず、以下のように考えているなら、まずはA型事業所の利用を検討してみましょう。

- 生活リズムを整えながら、働くことに慣れたい
- 支援のある環境で、安心してスキルを身につけたい
- すぐに一般企業で働くのは自信がない
- 安定した給料をもらいながら、将来の一般就労を目指したい
お住まいの地域にあるA型事業所を見学したり、相談したりすることから始めてみてください。
ポイント②「就職したけど、職場で悩んでいる」方は就労定着支援
一方で、すでに一般企業で働いていて、次のような悩みを抱えている方には、就労定着支援が心強いサポートとなります。(※利用には、過去にA型事業所などの福祉サービスを利用していたことが条件となる場合があります)

- 上司や同僚との人間関係がうまくいかない
- 仕事のミスが多く、注意されてばかりで辛い
- 仕事の疲れが取れず、体調を崩しがち
- このまま今の会社で働き続けられるか不安
まずは、以前利用していた就労支援事業所や、お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口、相談支援事業所に相談してみましょう。
✅まずは支援機関に相談することも大切

障害福祉サービスの担当窓口や地域の相談支援事業所で自分に合ったサービスを相談しましょう。
📝参考リンク
・京都障害者就業・生活支援センター
就職相談・長期定着支援、ジョブコーチ支援、職場訪問などの包括的支援を行っています 。
京都障害者就業・生活支援センター/京都市障害者職場定着支援等推進センター - 京都総合福祉協会
住所:〒606-0846 京都市左京区下鴨北野々神町26番地 北山ふれあいセンター 4階
- tel : 075-702-3725
- サービス実施区域
- 京都市内担当区域(南区及び伏見区を除く9つの行政区)※但し、南区・伏見区の方のご相談にも応じることが出来ます。
・京都障害者職業相談室・ジョブパーク「はあとふるコーナー」
職業相談、職業紹介、企業実習、定着フォローなどハローワーク連携で実施。
はあとふるコーナー(はあとふるジョブカフェ)/京都府ホームページ
住所:京都市南区東九条下殿田町70(新町通九条下ル)西館3階
- 電話:075-682-8915(パーク行こ)
- ファックス:075-682-4189(良いパーク)
- Eメール:info@kyoto-jobpark.jp
障害のある方に対する相談支援について|厚生労働省
利用までの主な流れ

A型事業所の利用までの流れ
- 市区町村の障害福祉窓口または相談支援事業所に相談
- 利用申請を行い、支給決定(障害者総合支援法に基づく)を受ける
- A型事業所を見学・体験し、適性を確認
- 事業所との面接を受ける
- 事業所と雇用契約を結び、就労開始
- 定期的な支援計画の見直し、状況に応じた支援を受ける
就労定着支援の利用までの流れ
- 現在勤務している職場や相談支援事業所に相談
- 市区町村の障害福祉窓口を通じて支給決定を受ける
- 就労定着支援事業所や担当者が決まり、支援開始
- 職場での困りごとや課題に対し、個別に対応・調整
- 定期的なフォローアップで長期的な定着を目指す
よくある質問(FAQ)

最後に、就労継続支援A型や就労定着支援に関してよく寄せられる質問にお答えします。
-
就労継続支援A型とB型の違いは何ですか?
-
最も大きな違いは「雇用契約の有無」です。A型は事業者と雇用契約を結び、最低賃金以上の「給料」が支払われます。一方、B型は雇用契約を結ばず、生産活動に対する成果報酬として「工賃」が支払われます。B型の方がより本人の体調やペースに合わせた柔軟な働き方が可能です。
-
就労定着支援は無料で利用できますか?
-
障害福祉サービスの自己負担額は、前年の世帯所得に応じて決まります。生活保護受給世帯や市町村民税非課税世帯は無料です。課税世帯でも、所得に応じて月額の上限が定められています。詳しくは市区町村の窓口にご確認ください。
-
就労継続支援A型を利用しながら、就労定着支援は利用できますか?
-
原則として、同時に利用することはできません。就労定着支援は、A型事業所などを卒業して「一般企業」へ就職した方が対象となるサービスです。
-
A型支援と就労定着支援、どちらを先に使うべき?
-
A型支援→就労定着支援の順がおすすめです。
まずはA型で就労経験や生活リズムを整え、その後の就職に備えるのが一般的な流れです。
-
A型から一般企業への就労はできますか?
-
はい。A型は一般就労へのステップとしても活用されています。就労移行支援と組み合わせることもあります。
まとめ|「働きたい」あなたに、2つの選択肢

今回は、「就労継続支援A型」と「就労定着支援」という2つの障害福祉サービスの違いについて、解説しました。
- 就労継続支援A型は、これから働きたい方が支援を受けながら「働くための場所」
- 就労定着支援は、就職した方が「働き続けるためのサポート」
この2つのサービスの役割を正しく理解し、ご自身の状況や目指すキャリアに合わせて活用することが、自分らしい働き方を実現するための鍵となります。
これらを上手に活用することで、自分らしい働き方が見つかるはずです。まずは、地域の窓口や支援事業所に気軽に相談してみましょう。
それぞれの特徴を理解し、自分の状況に合った支援を選ぶことが、安心して働き続ける第一歩となります。
📝参考(外部)リンク
就労継続支援A型事業所(全国版)|LITALICO仕事ナビ
就労継続支援A型事業所(京都市)|はたらきまひょ
🌈“やってみたい!”を応援する場所、トライアングルへようこそ!

💡「トライアングル」ってどんなところ?
名前に込めた想い──
「トライ(Try)=挑戦」
「アングル(Angle)=見方を変える」

そして「トライアングル」が大切にしている三つの視点:
利用者さん × スタッフ × 地域社会
この“バランスの三角形”が、私たちの出発点です。
🌱“作業”ではなく、“成長”を育む場所
「トライアングル」は、就労継続支援A型・B型の事業所ですが、ただ作業をこなすだけの場所ではありません。

✨あなたの「できるかも」が「できた!」に変わる
✨あなたの「好き」や「得意」を一緒に見つける
✨あなたの「挑戦したい」を何度でも応援する
そんな“自分らしく働く”ことを目指す場所です。
💪不安があっても大丈夫。あなたのペースでOK!

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そんな気持ち、私たちはよくわかります。
だからこそ、失敗を恐れず挑戦できる“安心できる環境”を整えました。
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「やってみたい」「挑戦してみたい」
——その前向きな気持ちこそが、すべてのはじまりです
あなたが思い描く「なりたい自分」を実現するために、トライアングルは全力で応援します。
どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。
🏢事業所のご案内
🔹トライアングル藤森(就労継続支援A型事業所)

〒612-0028
京都市伏見区深草飯食町840 セントラルプラザ1階
📞075-644-4123
🕘受付時間:9:00~18:00(土日休)
アクセス:
🚶京阪本線「藤森駅」 徒歩5分
🚶JR奈良線「JR藤森駅」 徒歩20分
🚌市バス「藤ノ森」停留所 徒歩2分
🔹トライアングル竹田(就労継続支援A型・B型事業所)

〒612-8446
京都市伏見区竹田中内畑町2番地 堀田ビル3階
📞070-3272-4349
🕘受付時間:9:00~18:00(土日休)
アクセス:
🚶近鉄・地下鉄「竹田駅」 徒歩8分
🚌市バス「竹田内畑町」停留所 徒歩1分
各事業所へのアクセスは「アクセス情報」をご覧ください。