免疫機能障がいと共に歩む | 就労継続支援A型で配慮を受けながら自分らしく輝くための安心ガイド

「急に体調を崩して周りに迷惑をかけないか不安」
「免疫機能の悩みがあって、体調に波があるけれど働けるのかな……」
と、一歩踏み出すことに躊躇していませんか。
毎日の体調管理に気を配りながら、社会とつながりたいと願うあなたの想いは、とても尊いものです。
本記事ではそんな不安にやさしく寄り添い、無理なく自分らしく働ける「A型事業所」の仕組みについて解説していきます。
1.🌱 免疫機能障がいとは

免疫機能障がいは、外見からは分かりにくいため周囲の理解を得るのが難しいという側面があります。
ここでは、免疫機能障がいの特性と、働く上で必要な配慮をまとめました。
免疫機能障がいの特性と働く上で必要な配慮
免疫機能障がいとは、本来ならウイルスや細菌などの外敵から体を守るはずの免疫システムが、何らかの理由で正常に働かなくなってしまった状態を指します。
免疫機能障がいには、以下のような特性があり働く上でも配慮が必要な場合があります。

免疫機能障がいは、外から見えにくいからこそ、働く上での難しさや不安を一人で抱えやすい特徴があります。
無理をせず、自分らしく働き続けるためにも、適切な配慮やサポートを受けられる場所を見つけていきましょう。
2.🏢 A型事業所で安心して働ける理由

ここでは、A型事業所がなぜ安心して働けるのか、その理由について解説していきます。
A型事業所のサポート体制
A型事業所では、働く上での権利が守られる「雇用契約」と、個々に寄り添う「支援」の二段構えで、安定した就労を支えています。
最低賃金以上の給与保障

事業所と雇用契約を結ぶため、労働基準法に基づいた最低賃金以上の給料が支払われます。
就労継続支援A型事業所の平均給与は、令和5年度(2023年度)の厚労省調査によると全国平均で月額86,752円です。
個別支援計画による目標設定

本人の希望や体調、得意不得意を丁寧に聞き取り、「個別支援計画」を作成されます。
どのくらいの頻度で通い、どのようなスキルを身につけたいか、一人ひとりに目標が設定されるため、迷わず一歩ずつ成長できます。
支援員による細やかなフォロー

支援員が常駐し、仕事の進め方はもちろん、日々の生活や体調管理に関しても相談することができます。
将来に向けたステップアップ支援

日々の業務を通じて実務スキルや就労習慣を身につけ、スタッフと共に自分の強みや必要な配慮を整理していきます。
一般就労に向けた履歴書の添削や面接対策も受けることができます。

A型事業所は、「働くことへの不安」と「自分らしく働きたい気持ち」の両方に寄り添ってくれます。
そのため、安心できる環境とサポートの中で経験を積み重ねることで、少しずつ自信や働く力を育てていくことができます。
3.🌡️ A型事業所で受けられる配慮

働く意欲があっても、体調の波や感染症への不安、定期的な通院など、目に見えないハードルを感じて一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、A型事業所において、どのような配慮が受けられるのか解説します。
A型事業所で受けられる配慮とは
1.通院・服薬への柔軟な対応
治療の継続が最も重要であるため、医療優先のスケジュール調整が可能です。
- 通院休暇の確保
定期受診や検査のために、月1〜2回程度の通院日をあらかじめシフトに組み込むことができます。 - 服薬時間の保障
アラーム設定や、決まった時間の中座を認め、プライバシーに配慮した場所での服薬を可能にします。
2.感染症対策と就業環境の調整
免疫力が低下している状態を考慮し、外部からの感染リスクを最小限に抑えます。
- 環境整備
手指消毒液の設置、空気清浄機の稼働、デスク間のパーテーション設置などが行われます。 - 人混みの回避
通勤ラッシュを避けるための時差出勤や、感染症流行期における作業内容の調整、席配置の配慮が受けられます。
3.体調変動に合わせた負荷の軽減
慢性的な疲れやすさや副作用による体調不良に対し、無理のない範囲で働ける体制を整えます。
- こまめな休憩
長時間の連続作業を避け、短時間の休憩を挟むことで疲労の蓄積を防ぎます。 - 業務量の調整
当日の体調に応じて、作業のペースを落としたり、負担の少ない業務へ一時的に変更したりする相談が可能です。
4. プライバシー保護とメンタルケア
障がい特性による精神的な不安を解消するためのサポート体制です。
- プライバシーへの配慮
障がい名や詳細な病状は、サポートに直接関わるスタッフ間で共有されます。
他の利用者に積極的に知らされることはなく、一人ひとりのプライバシーが厳格に守られます。 - 相談体制
支援員などのスタッフが、仕事の悩みだけでなく、体調や生活面の不安についても定期的にヒアリングを行います。

このようにA型事業所では、目に見えない不安や体調の変化にも丁寧に寄り添いながら、無理のない働き方を支えてくれる環境が整っています。
4.🩺 安定して働き続けるためのセルフマネジメント

A型事業所では、通院や体調への配慮など、安心して働ける環境が整っています。
しかし、長く安定して働き続けるためには、周囲のサポートだけでなく、自分自身で行う「セルフケア」も同じくらい大切です。
そこで、免疫機能障がいのある方が、自分らしく安定して働き続けるために取り組めるセルフケアと工夫をまとめました。
試してほしいセルフマネジメント
1.体調の変化を可視化する
自分の体調の波を把握することで、無理をする前にブレーキをかけやすくなります。
- 体調の記録
毎日の体温、倦怠感の有無、睡眠時間、服薬状況をメモし、どのような状況で体調を崩しやすいか傾向を掴みましょう。 - 受診時の情報共有
主治医と相談し、「どの程度の症状なら休むべきか」という具体的な基準をあらかじめ決めておきましょう。
2.感染症リスクへの自己防衛
免疫力が低下している状態を考慮し、職場での衛生管理を習慣化します。
- 基本対策の徹底
手洗い・うがい・マスク着用に加え、共有スペースを使用前後に除菌シートで拭く習慣をつけると安心です。 - 混雑回避の工夫
可能であればラッシュ時を避けた通勤時間を選んだり、人混みの少ない休憩場所を確保したりして、感染リスクを最小限に抑えましょう。
3.周囲への「伝え方」を知る
病名を詳しく話す必要はありませんが、必要な配慮を伝える準備をしておきましょう。
- 必要なサポートの明確化
「定期的な通院が必要であること」や「急な発熱の際はすぐに休養が必要であること」など、業務に影響が出る部分は具体的に伝えましょう。 - ヘルプサインの共有
体調が悪化しそうな時の予兆(顔色や動作の変化など)を信頼できるスタッフに伝えておくと、早めのフォローを受けやすくなります。
4.無理のないスケジュール管理
頑張りすぎず、エネルギーを温存する働き方を意識します。
- 優先順位の設定
その日のタスクに優先順位をつけ、体調が良い時間帯に重要な作業を済ませるようにします。 - こまめな小休止
疲れを感じる前に5分程度の小休止を取り入れ、心身の緊張をリセットする癖をつけましょう。

セルフマネジメントは、無理をして頑張るためのものではなく、「長く続けるための工夫」です。
周囲のサポートと上手に組み合わせながら、自分に合った働き方を少しずつ築いていきましょう。
5.🌈 A型事業所の選び方

一口にA型事業所といっても、その雰囲気や提供しているお仕事の内容は場所によって様々です。
長く通い続けるためには、自分に合った場所をじっくりと選ぶことが何よりも大切です。
特に免疫機能障がいがある場合、作業環境の清潔さや、体調への理解度は重要なポイントになります。
次に紹介するポイントを参考にしてみてください。
A型事業所の選び方
- 衛生状態と感染症対策
- ・空気清浄機の稼働状況
・手指消毒液の配置
・デスク間の距離が保たれているか
など、感染症リスクを下げるための具体的な配慮が行き届いているか確認しましょう。

- 相談のしやすさと職場の空気感
- 不安や質問に対し、目を見て丁寧に答えてくれるかをチェックしましょう。
また、他の利用者の方への接し方で自分が困ったときに相談しやすい雰囲気かどうかが見えてきます。

- 通いやすさと無理のないアクセス
- 自宅からの距離だけでなく、通院のしやすさや、ラッシュ時の混雑具合も考慮しましょう。
無理なく「これなら毎日続けられる」と思えるルートかどうかもシミュレーションしてみてください。

- 個別の配慮と具体的な対応
- 「急な体調不良や副作用が出た際、休めますか?」など、気になることを質問してみてください。
具体的な実例を交えて、柔軟な答えが返ってくる事業所は信頼がおけます。

- 続けたいと思える仕事内容
- 自分が「おもしろそう」と感じられる仕事があるかどうか確認しましょう。
興味があることなら、毎日の出勤が楽しみになります。


気になる点は遠慮せずに確認しながら、「ここなら無理なく続けられそう」と感じられる場所を見つけてみてください。
自分に合った環境に出会えることで、働くことへの不安は少しずつ軽くなっていくはずです。
6.🪜 A型事業所を利用するまでの流れ - 安心の7ステップ

「利用してみたい」と思ったら、どのような手続きが必要なのでしょうか。
ここでは、利用開始までの基本的な流れを7つのステップで解説します。
- ①情報収集・相談
まずは、お住まいの地域の相談窓口に連絡し、A型事業所の利用について相談することから始めます。
・ハローワーク:障害者専門窓口(専門援助部門)では、障害のある方の就職相談やA型事業所の求人紹介、就労に関する情報提供などを行っています。
働き方の希望や就労状況について相談できる窓口です。
・市区町村の障害福祉窓口: 障害福祉サービスに関する相談を受け付けています。
・障害者就業・生活支援センター(通称:なかぽつ): 障害のある方の就業面と生活面の一体的な支援を行う機関です。
・相談支援事業所: サービス等利用計画の作成支援など、障害福祉サービス全般の相談・調整を行います。
これらの窓口で、あなたの状況を伝え、A型事業所の概要や利用条件、手続きの流れについて情報収集を行いましょう。

- ②事業所の見学・体験
いくつかのA型事業所の情報を集めたら、実際に興味のある事業所を見学・体験利用することをおすすめします。
見学:事業所の雰囲気、行われている仕事内容、職員の対応などを直接確認できます。
気になることは積極的に質問しましょう。
体験利用: 実際に数日間、業務を体験してみることで、自分に合っているか、無理なく続けられそうかなどを判断できます。
この段階で、「どんな仕事をしてみたいか」「どんな支援があれば安心か」などを具体的にイメージしてみましょう。
気になるA型事業所を見学したり、体験利用を通じて、実際の職場環境や仕事内容を自分の目で確かめてみましょう。

- ③面接・適性確認
事業所で面接を受け、働く意欲や体調、適性などを確認します。
面接に合格すれば次のステップに進みます。

- ④障害福祉サービス受給者証の申請
面接通過後、障害者手帳や医師の診断書を用意し、市区町村の福祉課などに「障害福祉サービス受給者証」の申請を行います。
障害福祉サービス受給者証を申請するには、サービス等利用計画書が必要です。
相談支援専門員が、あなたの希望や状況に基づき、どのようなサービスをどのように利用するかをまとめた「サービス等利用計画案」を作成します。
この計画は、あなたがA型事業所で働く上で非常に重要な指針となります。
ご本人やご家族が作成して申請することも可能です。
市区町村の福祉課に提出し、審査の後、受給者証が発行されます。
※この受給者証は、障害福祉サービスを利用するために必須のものです。大切に保管しましょう。
📝関連記事はこちらから
【完全ガイド】就労継続支援A型を利用するには?障害福祉サービス受給者証の取得方法と注意点を徹底解説!

- ⑤雇用契約を結ぶ
受給者証の取得後、正式に事業所と雇用契約を結びます。契約内容や勤務条件について説明を受け、納得した上で契約を進めます。

- ⑥個別支援計画の作成
支援員と相談しながら、働き方や支援内容を具体的に計画した個別支援計画を作成します。

- ⑦利用開始
支援を受けながら実際に就労を開始します。
定期的に面談や計画の見直しを行いながら、働きやすい環境づくりを進めます。

まずは事業所やお住まいの地域の相談窓口での相談をしましょう。
ご利用には障害福祉サービス受給者証が必要となります。
この流れは一般的なもので、自治体や事業所によって多少異なる場合があります。
📝参考(外部)リンク
障害のある方に対する相談支援について|厚生労働省
わからないことがあれば、支援員や相談支援専門員に遠慮なく相談しながら、一歩ずつ進めていきましょう。
❓ 7.よくある質問(FAQ)

新しい環境に飛び込む前は、誰でも疑問や不安を抱えるものです。
ここでは、A型事業所の利用を検討されている方がよく感じるお悩みについて、お答えしていきます。
-
毎日決まった時間に薬を飲まなければなりませんが、大丈夫ですか?
-
もちろん大丈夫です。
面接時や契約時に「〇時に服薬のための休憩が5分ほしい」と伝えておけば、作業の手を止めて薬を飲んだりできるよう配慮してもらえます。
-
通院のために月に1〜2回お休みをいただくことはできますか?
-
可能です。
A型事業所では定期的な検査や診察は、継続して働くために必要なことであると理解してくれます。
そのため、多くのA型事業所では、通院日を考慮した働き方ができます。
-
A型事業所では、具体的にどんな仕事がありますか?
-
事業所によってさまざまですが、事務・IT系・軽作業・接客・サービス系などがあります。
- データ入力: 名刺やアンケート結果などの情報をパソコンで入力する作業
- Web制作・ライティング: ブログ記事の作成、ホームページの更新作業
- 袋詰め・梱包: お菓子の箱詰め、商品の検品
- 清掃業務: ホテルの客室清掃、オフィスビルの掃除
- 飲食: 併設されたカフェやレストランでの接客、調理補助、レジ打ち

A型事業所は、あなたの「働きたい」という気持ちと、自分らしい「体調管理」を両立できる場所です。
まずは見学や体験を通じて、事業所の雰囲気を感じてみてください。
免疫機能障がいがあっても、自分らしく働くことは決して難しいことではありません。
A型事業所は、体調や特性に合わせた配慮を受けながら、無理なく社会とつながれる場所です。
大切なのは、自分の体調と向き合いながら、安心できる環境を選ぶこと。
そして、周囲のサポートとセルフケアを上手に組み合わせていくことです。
小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな自信につながります。
あなたのペースで、できることから始めてみてください。
📝 関連記事はこちらから
📝参考(外部)リンク
就労継続支援A型事業所(全国版)|LITALICO仕事ナビ
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名前に込めた想い──
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そして「トライアングル」が大切にしている三つの視点:
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アクセス:
🚶近鉄・地下鉄「竹田駅」 徒歩8分
🚌市バス「竹田内畑町」停留所 徒歩1分
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