サルコイドーシスがあっても自分らしく|A型事業所で叶える「体調を優先した」働き方ガイド

「体調に波があるけれど、仕事を続けたい」
「難病のことを理解してもらえる場所はあるかな……」
そんな不安を抱えてはいませんか。
サルコイドーシスは目に見えない疲れや症状があり、周囲に説明する難しさを感じることも多いですよね。
この記事では、自分のペースを大切にしながら社会とつながれる「A型事業所」について解説します。
1.🌿 サルコイドーシスの特性と必要な配慮

サルコイドーシスは厚生労働省の定める指定難病の一つであり、一見すると健康そうに見えるため、周囲にその苦労が伝わりにくいという特徴があります。
より良い協力体制を築くために、まずはその特性と必要な配慮についてお伝えします。
サルコイドーシスとは
サルコイドーシスは、全身のさまざまな臓器に「肉芽腫(にくげしゅ)」という小さな炎症の塊ができる原因不明の疾患です。
この病気の特性として、外見からは健康そうに見えても、内臓機能の低下や強い倦怠感を抱えている場合が多いという点が挙げられます。
また、症状の現れ方や重症度が個人によって大きく異なり、数年で自然に治癒するケースもあれば、慢性化して長期的な治療を要するケースもあります。
働く上では、次のような配慮が必要になる場合があります。
必要な配慮の例
- 不可視の症状への対応
外見では判断しにくい息切れや強い倦怠感に対し、本人の申告に基づいた業務量の調整 - 身体的負荷の軽減
心肺への負担を考慮し、階段昇降の回避、重労働の制限、および適宜休憩が可能な環境を確保する - 通院と副作用への配慮
定期通院に必要な時間の確保と投薬治療による免疫力低下や体調変化を考慮したスケジュール調整 - 視覚的な環境整備
眼症状によるまぶしさや視力低下に対し、照明調整や資料の拡大、IT機器の活用といった物理的支援

大切なのは、本人が無理をせず、必要な時に「助けて」と言える空気を作ることです。
A型事業所では、配慮を受けながら安心して働くことができます。
📝参考外部リンク
サルコイドーシス(指定難病84):難病情報センター
2.📋 A型事業所が安心して働ける理由

難病と向き合いながら社会参加を継続するためには、病状への深い理解と適切な環境調整が不可欠です。
一般企業での就労に不安を感じている方にとって、A型事業所が安心できる就労先となる理由には、主に以下の4つのポイントがあります。
安心して働ける4つのポイント
1.体調に合わせた柔軟な勤務形態⏱️
安心して働ける4つのポイント
A型事業所は、短時間勤務や通院に合わせた働き方の調整が前提です。
サルコイドーシス特有の「急な倦怠感」や「定期的な通院」についても、業務調整がスムーズに行える体制が整っています。
2.スタッフによる日常的なサポート🤝
安心して働ける4つのポイント
サービス管理責任者や支援員が在籍しており、体調の変化や業務上の困りごとをいつでも相談できます。
自分の口から説明しづらい「目に見えない息苦しさ」や「視覚のトラブル」についても、支援員を通じて適切に共有・調整することが可能です。
3.雇用契約による経済的な安定👛
安心して働ける4つのポイント
事業所と雇用契約を結ぶため、最低賃金以上の給与が保証されます。
無理のない範囲で働きながら、経済的な自立と治療の両立を無理なく進めることができます。
4.一般就労に向けた段階的なステップアップ🚀
安心して働ける4つのポイント
病状が安定した際、一般企業への就職を目指すための支援が受けられます。
企業へのヒアリングや環境調整の代行など、就職活動における負担を軽減しながら、自分のペースでキャリアを再構築することが可能です。

サルコイドーシスという病気を抱えながら働くことは、決して簡単なことではありません。
しかし、A型事業所のように「適切な理解」と「必要な配慮」が整った環境を選ぶことで、体調を第一に考えながら社会と繋がることができます。
3.💻 A型事業所で出来る仕事の具体例

A型事業所で実際にどのようなお仕事ができるのか、気になりますよね。
ここでは、A型事業所でできる具体的な仕事をまとめましたので、ご自身の体調や得意なことに合いそうなものがあるか、チェックしてみてください。
A型事業所で出来る仕事

サルコイドーシスの症状で「目が疲れやすい」ならPC作業を避け、「肺や関節への負担が心配」なら重いものを持つ農作業を避けるなど、体調に合わせた選び方もおすすめです。
4.🔍 自分に合ったA型事業所の選び方

サルコイドーシスは、体調の波が予測しにくかったり、人によって現れる症状(目、肺、皮膚、関節など)が異なったりするのが特徴です。
そのため、A型事業所を選ぶ際も「自分の症状に寄り添ってくれるか」という視点がとても大切になります。
ここでは、サルコイドーシスを抱える方が、安心して長く働き続けるための選び方のポイントをまとめました。
A型事業所の選び方
A型事業所を選ぶときは、自分の体に負担がかからないかどうかを確認することがとても大切です。
ご自身の体調を一番に守りながら、無理なくステップアップできる場所を見つけるために、以下のポイントをチェックしてみてください。
✨「作業環境」が症状に合っているか
A型事業所の選び方
肺に症状がある場合は、ほこりや細かいチリが多い環境だと、咳や息苦しさが出やすくなることがあります。
そのため、空気がきれいで清潔な環境かどうか、またタバコの煙などの刺激がないかを事前に確認しておくと安心です。
また、目に症状(ぶどう膜炎など)がある場合は、照明が眩しすぎないか、PC作業の時間を調整できるかといった点もチェックしましょう。
📅「通院や急な体調不良」への理解があるか
A型事業所の選び方
定期的な検査や診察が欠かせない病気だからこそ、「通院のために遅刻・早退が可能か」を事前に確認しておきましょう。
また、倦怠感が強い日に、無理をせず休養の相談ができるかどうかも、聞いておくと安心です。
🧘 「身体への負荷」を柔軟に調整できるか
A型事業所の選び方
関節の痛みや疲れやすさがある場合、ずっと立ち仕事なのは負担が大きいかもしれません。
体調に合わせて業務内容を調整できるかどうかも確認しましょう。
☕ 「こまめな休憩」が自分に合わせて取れるか
A型事業所の選び方
サルコイドーシス特有の「疲れやすさ」は、短時間の休息で回復することもあります。
自分の体調に合わせて「10分だけ横になる」「座って目を休める」といった、こまめな休憩が許容される環境かどうかも確認してみましょう。

このように、自分の症状や体調に合った環境かどうかを事前にしっかり確認することが、無理なく働き続けるための大切なポイントです。
遠慮せずに気になる点を相談しながら、「ここなら安心して通えそう」と感じられる場所を選んでみましょう。
5.☀️ 体調を整えるために大切にしたい日々の習慣

新しい環境でお仕事をスタートさせると、どうしても最初は緊張して気が張ってしまうものです。
ここでは、無理なくお仕事を続けていくために、日常の中で出来る「セルフケア」をいくつかご紹介します。
無理なく働き続けるための4つのセルフケア
①👀「目の休息」を意識的に取り入れる
スマホやPCによる目の疲れは全身の倦怠感に繋がります。
1時間に一度は遠くを眺めたり、ホットアイマスクで温めたりして、目にかかる緊張をリセットしてあげましょう。
②🫁呼吸を整え、肺への負担を減らす
肺に症状がある場合、息苦しさを感じると不安が強まってしまうことがあります。
背筋を伸ばしてゆっくりと深呼吸をする時間を意識的に作りましょう。
また、乾燥は喉や肺の刺激になるため、加湿器を活用したり、こまめに水分補給を行いましょう。
③🛁 ぬるめのお湯で「関節と心」をほぐす
関節の痛みや節々の重だるさがある時は、38〜40度くらいのぬるめのお湯に浸かるのがおすすめです。
血流が良くなることで痛みが和らぐだけでなく、副交感神経が優位になり、質の良い睡眠にも繋がります。
④📓 自分の「調子の波」を記録する
「雨の日は関節が痛む」「午後になると目がかすむ」など、自分なりのパターンを知っておくと、事前に対策が立てやすくなります。

これらのセルフケアは、どれも特別なことではなく、日常の中で無理なく取り入れられるものばかりです。
自分の体と丁寧に向き合いながら、心地よいと感じる習慣を少しずつ積み重ねていくことで、不安に振り回されにくい安定した毎日へとつながっていきます。
6.🌱 A型事業所を利用するまでの流れ - 安心の7ステップ

「利用してみたい」と思ったら、どのような手続きが必要なのでしょうか。
ここでは、利用開始までの基本的な流れを7つのステップで解説します。
- ①情報収集・相談
まずは、お住まいの地域の相談窓口に連絡し、A型事業所の利用について相談することから始めます。
・ハローワーク:障害者専門窓口(専門援助部門)では、障害のある方の就職相談やA型事業所の求人紹介、就労に関する情報提供などを行っています。
働き方の希望や就労状況について相談できる窓口です。
・市区町村の障害福祉窓口: 障害福祉サービスに関する相談を受け付けています。
・障害者就業・生活支援センター(通称:なかぽつ): 障害のある方の就業面と生活面の一体的な支援を行う機関です。
・相談支援事業所: サービス等利用計画の作成支援など、障害福祉サービス全般の相談・調整を行います。
これらの窓口で、あなたの状況を伝え、A型事業所の概要や利用条件、手続きの流れについて情報収集を行いましょう。

- ②事業所の見学・体験
いくつかのA型事業所の情報を集めたら、実際に興味のある事業所を見学・体験利用することをおすすめします。
見学:事業所の雰囲気、行われている仕事内容、職員の対応などを直接確認できます。
気になることは積極的に質問しましょう。
体験利用: 実際に数日間、業務を体験してみることで、自分に合っているか、無理なく続けられそうかなどを判断できます。
この段階で、「どんな仕事をしてみたいか」「どんな支援があれば安心か」などを具体的にイメージしてみましょう。
気になるA型事業所を見学したり、体験利用を通じて、実際の職場環境や仕事内容を自分の目で確かめてみましょう。

- ③面接・適性確認
事業所で面接を受け、働く意欲や体調、適性などを確認します。
面接に合格すれば次のステップに進みます。

- ④障害福祉サービス受給者証の申請
面接通過後、障害者手帳や医師の診断書を用意し、市区町村の福祉課などに「障害福祉サービス受給者証」の申請を行います。
障害福祉サービス受給者証を申請するには、サービス等利用計画書が必要です。
相談支援専門員が、あなたの希望や状況に基づき、どのようなサービスをどのように利用するかをまとめた「サービス等利用計画案」を作成します。
この計画は、あなたがA型事業所で働く上で非常に重要な指針となります。
ご本人やご家族が作成して申請することも可能です。
市区町村の福祉課に提出し、審査の後、受給者証が発行されます。
※この受給者証は、障害福祉サービスを利用するために必須のものです。大切に保管しましょう。
📝関連記事はこちらから
【完全ガイド】就労継続支援A型を利用するには?障害福祉サービス受給者証の取得方法と注意点を徹底解説!

- ⑤雇用契約を結ぶ
受給者証の取得後、正式に事業所と雇用契約を結びます。契約内容や勤務条件について説明を受け、納得した上で契約を進めます。

- ⑥個別支援計画の作成
支援員と相談しながら、働き方や支援内容を具体的に計画した個別支援計画を作成します。

- ⑦利用開始
支援を受けながら実際に就労を開始します。
定期的に面談や計画の見直しを行いながら、働きやすい環境づくりを進めます。

まずは事業所やお住まいの地域の相談窓口での相談をしましょう。
ご利用には障害福祉サービス受給者証が必要となります。
この流れは一般的なもので、自治体や事業所によって多少異なる場合があります。
📝参考(外部)リンク
障害のある方に対する相談支援について|厚生労働省
わからないことがあれば、支援員や相談支援専門員に遠慮なく相談しながら、一歩ずつ進めていきましょう。
7.❓ よくある質問(FAQ)

最後に、A型事業所を検討されている方がよく感じる疑問を、Q&A形式でまとめました。
あなたのモヤモヤを解消するヒントになれば幸いです。
-
作業中に急に息苦しくなったりした時はどうすればいい?
-
遠慮なく、その場ですぐにスタッフに声をかけてください。
A型事業所では、個別の休憩や横になれるスペースの確保など、柔軟に対応してくれます。
-
障害者手帳を持っていなくても、A型事業所を利用できますか?
-
A型事業所を利用するには、「障害福祉サービス受給者証」が必要となります。
なお、障害者手帳を持っていない場合でも、医師の意見書などにより受給者証を取得できるケースがあります。
まずは自治体の窓口へご相談ください。
-
通院のため、定期的にお休みをもらうことは可能でしょうか?
-
もちろんです。
サルコイドーシスの治療において定期的な受診は非常に重要ですので、多くの事業所では通院を最優先に考えて勤務日数や勤務時間を調整してくれます。

抱えていた疑問が少しでも軽くなり、安心感に繋がっていれば幸いです。
もし他にも気になることがあれば、見学の際などにどんどん質問してみてくださいね。
サルコイドーシスと向き合いながら働くことは、不安や戸惑いを感じる場面も少なくありません。
しかし、自分の体調や特性に合った環境を選ぶことで、無理なく社会とつながることは十分に可能です。
A型事業所は、体調への配慮と働く機会の両方を大切にできる場所です。
支援を受けながら経験を積み重ねることで、少しずつ自信にもつながっていきます。
大切なのは、「頑張りすぎないこと」と「自分のペースを守ること」です。
安心できる環境の中で、一歩ずつ自分らしい働き方を見つけていきましょう。
📝 関連記事はこちらから
📝参考(外部)リンク
就労継続支援A型事業所(全国版)|LITALICO仕事ナビ
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📞075-644-4123
🕘受付時間:9:00~18:00(土日休)
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🕘受付時間:9:00~18:00(土日休)
アクセス:
🚶近鉄・地下鉄「竹田駅」 徒歩8分
🚌市バス「竹田内畑町」停留所 徒歩1分
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