身体障がいで仕事を辞めてしまったら?|焦らず社会復帰を目指す為のロードマップ


身体障がいで仕事を辞めちゃったけど、
また社会復帰を目指したい!

社会復帰を目指したいけど、自分に合う進路が分からない。
自分に合う進路をじっくり決めていきたい!
身体の障がいを抱えてしまい、長年勤めた仕事を辞めることになったとき、これからの生活や仕事に対して大きな不安を感じてしまいますよね。
これからどうやって暮らしていけばいいのか?、自分に合う進路なんて見つかるのか?と、一人で悩みを抱え込んでしまう方も少なくありません。
でも、決して焦る必要は無く、一歩ずつ自身のペースで進んでいける選択肢は多く広がっています。
この記事では、自分の状態と向き合いながら自分に合う進路に進んで社会復帰を目指す為の情報をお届けします。
💡この記事のポイント
💭1.仕事を辞めた後に感じる不安と焦り

退職した直後は心身ともに疲弊している事が殆ど。
まずは気持ちの不安を解消する事から始めてみよう。仕事を辞めた後の時期は、ご自身が想像している以上に、心と体のエネルギーがすり減っている状態であると考えられています。
「何か行動を起こさなくては」と頭ではわかっていても、体が追いつかず、そんな自分を責めてしまうという悪循環に陥る方も少なくありません。
始めはこうした不安や葛藤と向き合いながら、ゆっくり解消していく事から始めてみましょう。
「何もしない時間」を無駄だと思わない
行動できなくても自分を責めず、今は心身のメンテナンス期間として捉える。
他人と自分を比較しない
他人に目を向けるより、自分の事に集中する事で行動しやすくなる。
情報の収集
障がい者向けの情報サイトで同じ境遇の方の活躍や、障がいへの考え方や有効的な情報を収集する。
身体の障がいを持つことをそう簡単に受け入れる事は難しいでしょう。まずは完全に受け入れるのではなく、少しずつ自分なりの付き合い方を身に着けていく事が大切です。
時には立ち止まって情報収集をしたり、休む事で前進していく原動力を養っていきましょう。
📝2.これからの生活を支える経済的な支援制度

自分の心身の事に加えて日々の生活を支える事も重要。
様々な窓口に障がいを持つ方に向けた心強い支援制度が多数用意されている。自分の心身を支える事に加えて、これからの生活を支える事も大切です。
そのため、次の仕事を考える前にどんな支援を利用できるのかを知っておくことが、何よりも強力な心の安定剤となります。
まずは自分に合う条件の支援制度を調べ、条件が合えば積極的に取り入れていきましょう。
💰 失業給付(雇用保険)
離職後の生活を支える給付。受給のためには一定の要件を満たし、手続きを行う必要があるが、求職者の安定した生活を送りつつ1日でも早く再就職するための支援制度。
👨⚕️ 自立支援医療
心身の障がいに関する医療への「医療費の自己負担額」を軽減する公費負担医療制度。病気や年齢の区分で様々な範囲に対応。
💖 障害年金
一定の条件を満たす事で病気や障害によって働くことが難しい場合に支給される年金。働きながら受給できるケースもある為生活の安定に貢献。
📔 身体障害者手帳
様々な税金の控除や、公共交通機関の割引、文化・芸術施設利用の割引・無償化など、日々の生活の出費を抑えられ、障がい雇用への応募も可能。
申請手続きはどれも時間がかかることが多いため、退職後はできるだけ早めに最初の相談だけでも済ませておくのがおすすめです。
一度にすべてをやろうとせず、まずは一つの窓口に相談してみるのも安心です。
📝 参考外部リンク
🍀3.身体に負担をかけずに働くための新しい選択肢

現代では様々な働き方の選択肢が存在している。
自分の身体に負担をかけずに、スキルを活かせるような働き方を考えていこう。「社会復帰をしたいけれど、これ以上体と心に負担を掛けたくない」という不安は、誰もが抱く共通の悩みです。
だからこそ、これからの社会復帰では、これまでのやり方に固執せず、「今の自分に合った選択肢」を柔軟に選んでいく姿勢が必要となってきます。
働き方の選択肢が広がることで、仕事へのハードルが一段と下がり、無理のない緩やかな再スタートを切ることができると考えられています。
在宅ワーク(テレワーク)
通勤が不要なため、移動による疲労や人混みによるストレスを軽減できる。自宅で自分のペースを保ちながら働きやすい点が大きなメリット。
時短勤務・短時間勤務
1日3〜6時間など、無理のない勤務時間から始められる働き方。体力や体調に合わせて少しずつ仕事に慣れる事が出来る。
障害者雇用
障害特性に応じた配慮を受けながら働ける制度。配慮を受けやすい環境が整ってる所も多く、身体の状態に合わせやすい。
働き始める前に、改めて自身の「できること」だけでなく、「これをすると翌日につらい」「こういう姿勢は難しい」など、
避けるべき事柄など働く上での自分に合う情報を整理しておくと、ミスマッチを事前に防ぐ事が出来ます。
🤝4.A型事業所という選択肢と知っておきたいメリット

A型事業所は、支援を受けながら雇用契約を結んで働くことができる就労支援制度。
体調に配慮した設備や制度があり、地域による最低賃金が保証されるため社会復帰にもつながる。A型事業所は、障害や難病を抱える方が、福祉のサポートを受けながら雇用契約を結んで働くことができる福祉サービスです。
雇用契約に基づき、原則として各都道府県の最低賃金以上の給料が支払われるため、経済的な安心感を得ながら次のステップへ進めます。
一般企業へ就職するためのトレーニングを実戦形式で行うことができるため、社会復帰のステップとして有効的な福祉サービスです。
💰 雇用契約と最低賃金の保障
事業所と雇用契約を締結するため、原則として各都道府県の最低賃金以上の給与が支払われる。障がい年金と合わせる事で、就職活動に必要な資格やスキル習得の資金を確保できる。
⏰ 体調に合わせた短時間勤務
1日4~5時間程度からスタートできる事業所が多く、少しずつ仕事を行う感覚に慣れる事が出来る。
🤝 福祉的なサポート体制
生活面の相談に乗ってくれるスタッフや、就活アドバイザーが在籍している事業所も。何か疑問や悩み事があれば、すぐに相談できる。
🚀 一般就労への架け橋
A型事業所での実務経験を通じて、少しずつ実績を作り上げられる。自信を持って一般企業への就職に挑戦する方も多数。
作業内容や支援の方法は事業所ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。
A型事業所の利用には「障害福祉サービス受給者証」が必要になります。
まずは見学や体験に訪れ、お住まいの自治体の窓口に相談しながら手続きを進めるのがスムーズで安心な方法です。
🔎5.自分に合った働き方を見つけるためのステップ

社会復帰には様々な方法があるが、基本的な道筋を知ると進み方が分かりやすい。
個人的にこうしたい事や、やっておきたい事なども加えて、自分の社会復帰への道筋を立てよう。社会復帰までの基本的な道筋を、全体像としてあらかじめ知っておくことは、心に不要な焦りを生まないためにとても重要なことです。
決して急ぐ必要はありません。まずは1段目の休息を十分に完了させてから行動に移しても良いでしょう。
ご自身の心と体のコンディションが整うにつれて、次のステップへ進んでいけるような意欲とモチベーションを作っていきましょう。
心と体の休息と順応
規則正しい生活を心がけ、リラックスできる時間を設ける。
身体障がいによる生活の変化の中でまずは全てを受け入れるのではなく、少しずつ自分なりの対応力を付けていく。
生活を支えるための制度の活用
ハローワークや福祉窓口で生活資金や雇用保険などの利用できる制度を確認し、手続きを行う。
生活の基盤を安定させることで今後の安心に直結する。
自分の「特性」と「配慮」の整理
得意な作業やスキル、身体にどの程度の配慮が必要かなどを、ノートや手帳などに整理して手元ですぐに見える様に書き留める。
面談や面接の機会で、自分の事をしっかり伝える事に効果的。
必要に応じた就労支援サービスの活用
現時点ではまだ一般就労を目指すのは自信がない場合は、就労支援サービスも検討する。
自分のペースを作って行動していく力を養える為、基礎を整えたいな場合には利用するのも良い。
自分の進みたい分野を目指す
少しずつ行動していく中である程度の自信やスキルが身に着いたと実感したら、自分の進みたい分野へ目指していく。
まだ足りない部分があれば、立ち止まって補強していくのも良い。
次に、社会復帰において検討されることが多い主要な働き方・選択肢について、見比べて分かりやすいよう比較表にまとめました。
| 比較項目・選択肢 | 雇用契約 | 大きな特徴・強み | こんな方におすすめ |
|---|---|---|---|
| 一般就労(障害者枠) | あり | 給与面や待遇水準が高く、企業から身体面などへの必要な配慮を受けて働ける。 | ある程度体調が安定しており、しっかりと働きたい方 |
| A型事業所 | あり | 雇用契約を結ぶため最低賃金が保証。常に支援スタッフがいるため、体調への細やかな配慮がある。 | 働きながら、体調の相談やサポートも受けたい方 |
| B型事業所 | なし | 雇用契約は結ばず、短い時間からご自身の健康優先で作業を行い、軽作業の成果に応じた工賃が支払われる。 | まずは短い活動や外出、生活リズムを整えたい方 |
| 就労移行支援 | なし | お仕事で役立つPC作業スキルなどの学習や、面接対策、適職選びを最長2年間じっくり準備出来る。 | じっくりスキル習得をしてから再就労したい方 |
比較表を見てわかるように、現在の体調の状況や目指す将来のゴールによって、最適な選択肢は大きく異なります。
最初からひとつに決めつけるのではなく、まずは視野を広げて考えてみると心が軽くなりやすくなります。
💖6.一歩を踏み出したみなさんの体験事例

人は新しい挑戦をするとき、実際の活躍のエピソードを知ることで、具体的なイメージが湧きやすくなります。
今回ご紹介する2つの事例から、社会復帰に向けてどのように行動していったのか具体的な手順や方法を見ていきましょう。
ここでは、自分なりに心身の調子を整えて行動できた2人の方の体験談をご紹介します。
焦りから無理をして再就職を目指した
事故による身体障がいの影響で、それまでの販売職の仕事を続けられなくなり退職されたAさん。
退職直後は「早く社会復帰しないと」という焦りから、以前と同じようにフルタイムのオフィスワークへすぐに再就職を試みました。しかし、通勤や長時間のデスクワークに身体が付いていかず、数ヶ月で再び退職してしまいました。
支援スタッフへ相談し、自分に合った働き方を選択
Aさんは一度今の自分の身体の状態を考え、ハローワークの担当支援スタッフに悩みを打ち明けました。
そこで紹介されたA型事業所で、週5日、1日4時間の短時間作業からリハビリを兼ねてスタートすることになりました。
無理のないペースで働き、自信を取り戻した
体の調子に合わせてスタッフがこまめに休憩を挟むなどの配慮をしてくれたため、少しずつ仕事にも慣れていきました。
現在は体調に影響を及ぼすことなく、自信を持って毎日を過ごされています。
将来への不安から、自宅に閉じこもる日々
進行性の難病に悩まされ、仕事を辞めざるを得なくなったBさんは、自宅に閉じこもり、ひどく落ち込んだ日々を過ごしていました。
相談をきっかけに、自分の強みを見つける
心配したご家族が、地域の「障害者就業・生活支援センター」の存在を知り、一緒にお話しをしに行くことに。
担当の相談員がBさんの「絵を描くことや、パソコンを触ることが好き」という強みを見つけてくれました。
在宅でスキルを磨き、障がい者雇用の企業へ
現在は、在宅勤務のサポートが充実している就労継続支援A事業所で、Webデザインのスキルを自分のペースで学ばれています。
自宅にいながらオンラインで仲間や支援スタッフとつながることができ、不安なことは相談しつつ障がい者雇用のある企業の就活に臨まれています。
お二人はそれぞれ、自分一人で頑張るのをやめてサポートを受け入れ、少しずつ行動していったことです。
「できないこと」を克服するより「できること」を活かせる環境とは何かを考え、選んでいきましょう。
❓7.身体障がいを抱える方の仕事探しでよくある質問(FAQ)

新しい環境への移行や手続きの段階には、多くの疑問点が生じるのはごく自然なことです。
わからない部分を曖昧にしたままでいると、知らず知らずのうちに心の中に大きなストレスが溜まってしまうと考えられています。
少しでもスッキリとした状態で新しいスタートが切れるよう、よくある質問について詳しく解説します。
Q1.体力に自信がありません。どんな仕事を選べば良いですか?
A.身体への負担が少ない働き方を選ぶことが大切です。
例えば、デスクワークやリモートワークなどは、身体への負担を抑えながら働きやすい仕事として選ばれることがあります。
仕事内容だけでなく、通勤時間や休憩の取りやすさなども確認すると安心です。
Q2.身体障がいがあると、やはり仕事は見つかりにくいのでしょうか?
A.必ずしもそうとは限りません。
身体障がいがあるという理由だけで就職できないわけではありません。近年は障がい者雇用を進める企業も増えており、仕事内容や働き方も多様になっています。
大切なのは、自分の身体の状態や得意なことを整理し、無理なく働ける環境を選ぶことです。焦って応募を繰り返すより、自分に合った職場を見つけることが長く働き続けるポイントになります。
Q3.面接では障がいについてどこまで話した方が良いですか?
A.仕事に関わる内容は正直に伝えることをおすすめします。
すべてを細かく話す必要はありませんが、出来る事や配慮事項、通院事情など、仕事に影響する内容は事前に伝えておくと、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。
「できないこと」だけでなく、「こうすれば働けます」という伝え方をすると、企業側にもイメージしてもらいやすくなります。
インターネット上には古い情報や誤解しやすい主観的な書き込みも多いので、制度などのお悩みの際は、ハローワークや役所の窓口などに相談しましょう。
🌈8.まとめ:自分らしく働く一歩を見つけるために

これまでと全く同じ形に復帰しようとせず、今の自分にとって無理なく働ける環境を見つけていくことこそが、社会復帰へのロードマップだと言えます。
最後に、この記事でお伝えした最も重要なエッセンスを整理しました。
退職直後は心身を休ませながら、自分なりの体調管理を身に着ける
身体の障がいを完全に受け入れるのではなく、少しずつ自分なりの付き合い方を身に着けていく事が大切。
自分の心身の事に加えて日々の生活も支える
次の仕事を考える前にどんな支援を利用できるのかを知っておくと心強い。 まずは自分に合う条件の支援制度を調べ、条件が合えば積極的に取り入れていく。
身体に負担をかけずに働くための選択肢を広げる
在宅ワークやA型事業所など、身体への配慮を得ながらの働き方など自身に合った働き方を見つける。
一般就労への準備として、A型事業所のような福祉サポートのある環境を利用してみる
雇用契約に基づき、原則として各都道府県の最低賃金以上の給料が支払われるため、経済的な安心感を得ながら次のステップへ進める。 一般企業へ就職するためのトレーニングを実戦形式で行うことができるため、社会復帰のステップとして有効的な福祉サービス。
自身に合った働き方を見つけるためのステップを踏む
社会復帰には、基本的な道筋を知ると進み方が分かりやすい。 個人的にこうしたい事や、やっておきたい事なども加えて、自分の社会復帰への道筋を立てる。
自分らしく安心して働き続けるためにも、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、自分に合った働き方を見つけてみてください。
焦らず一歩ずつ進んでいく事で、これからの仕事や暮らしをより前向きで充実したものへとつなげてくれるはずです。

当事業所トライアングルでは、在宅ワークによるデザイン業務や事務作業をはじめ、一般事務職や福祉サービスの職員として一般就労へとステップアップされた方が多数いらっしゃいます。
ここでの経験を通じて実務スキルや自信を身につけ、それぞれの目標に向かって着実に前進されています。
📝参考(外部)リンク
【全国】就労継続支援事業所の一覧 | LITALICO仕事ナビ↗
🌈“やってみたい!”を応援する場所、トライアングルへようこそ!

💡「トライアングル」ってどんなところ?
名前に込めた想い──
「トライ(Try)=挑戦」
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そして「トライアングル」が大切にしている三つの視点:
利用者さん × スタッフ × 地域社会
この“バランスの三角形”が、私たちの出発点です。
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私たちトライアングルグループは、京都市伏見区の藤森と竹田にて、就労継続支援A型事業所を運営しています。
(※竹田事業所はA型・B型の併設事業所です)

✨あなたの「できるかも」が「できた!」に変わる
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そんな“自分らしく働く”ことを目指す場所です。
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——その前向きな気持ちこそが、すべてのはじまりです
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🏢事業所のご案内
🔹トライアングル藤森(就労継続支援A型事業所)

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アクセス:
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🚌市バス「竹田内畑町」停留所 徒歩1分
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