初心者でも安心!就労継続支援A型の仕組みと働き方をわかりやすく解説

就労継続支援A型
🌿 はじめに:就労継続支援A型とは?「働きたい気持ち」を支える仕組み

「障害があっても、一般企業のように働きたい」


「安定した収入を得ながら、スキルを身につけたい」

ーそんな思いを支えるのが「就労継続支援A型」です。

「就労継続支援A型って何?」

お給料は?誰が利用できるの?

という疑問を持ってこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

そんな想いをサポートするのが、就労継続支援A型です。

A型事業所は、障害や体調の特性に合わせて「雇用契約を結び、給与をもらいながら働ける場所」。

一般就労と福祉の中間に位置する仕組みで、働きながら生活の安定や社会参加を実現できます。

支援員のサポートを受けながら最低賃金が保証される点が特徴です。

この記事では、就労継続支援A型の制度概要や対象者、B型との違い、メリット・デメリット、選び方、利用までの流れをわかりやすく解説します。

目次

  • 就労継続支援A型とは?
  • B型事業所との違いとは?
  • A型事業所の対象者とは?
  • A型事業所の利用料金(自己負担額)は?
  • A型事業所の主な支援や仕事内容
  • A型事業所のメリットとデメリット
  • A型事業所が向いている人の特徴
  • 利用者の声からわかる!就労継続支援A型のリアルな魅力
  • 見学・体験で使える!A型事業所選びのチェックリスト
  • ご利用までの主な流れ
  • よくある質問(FAQ)
  • まとめ

就労支援を探している方、支援を受けたいご本人やご家族、支援者の方もぜひ参考にしてください。

🏢就労継続支援A型とは?

就労継続支援A型

▶ 制度の目的

就労継続支援A型は、障害者総合支援法に基づく福祉サービスの一つで、
「雇用契約に基づき、支援を受けながら働くこと」を目的としています。

体調や障害の特性により、一般企業での勤務が難しい方でも、職場のサポートを受けながら安定して働くことができます。

就労継続支援A型 虫めがねでみる女性
  • 雇用契約を結ぶ
     利用者は事業所と労働契約を結び、労働者として働きます。
  • 最低賃金以上の給与が保証される
     都道府県の最低賃金に基づいた賃金が支払われます。
  • 福祉的な支援を受けながら働ける
     支援員が常駐し、業務や生活面での支援を受けられます。
  • 就労スキルの習得・向上が目指せる
     実務を通じて働く力を身につけ、スキルアップが可能です。
  • 一般就労へのステップとして利用できる
     履歴書作成、面接練習、職場実習などの支援を受けて、一般企業への移行を目指せます。
  • 働く意欲と一定の就労能力が必要
     体調や生活リズムが安定し、週20時間程度の勤務ができる方が対象です。
  • 事業所によって仕事内容が多様
     軽作業、清掃、事務補助、パソコン作業など、自分に合った業務に携われます。

A型事業所の最大の特徴は「雇用契約を結ぶこと」です。

福祉的な支援を受けながら、働く意欲を保ち、実際の業務経験を通じて就労能力を高められる点が、多くの方にとって大きなメリットです。

🔍【比較表でわかる】A型とB型の違いを簡単にチェック!

就労支援

A型事業所とB型事業所は、どちらも障害のある方の「働きたい」という思いを支援する福祉サービスですが、大きな違いは「雇用契約の有無」や「作業内容の難易度、そして給与や工賃の水準」にあります。

比較項目A型事業所B型事業所
就労継続支援A型 喜ぶ男女

A型事業所は雇用契約があるため、「働く訓練」+「就労の実績づくり」に最適です。

一方、B型事業所は、まず「生活の安定」「自己ペースでの就労訓練」を重視している点が特徴です。

A型事業所は、ある程度の勤務能力や通勤の安定性が求められる一方で、B型はより柔軟な支援を受けられる環境です。

📝関連記事はこちらから

【就労継続支援B型とは】対象者・特徴・仕事内容をわかりやすく解説!初めてでも安心の福祉サービスガイド

就労継続支援A型とB型徹底比較!あなたに合った働き方を見つけよう!(外部)リンク

就労継続支援B型とは何か?対象者・メリット・利用方法まで徹底解説!(外部)リンク

就労継続支援事業所の2人の利用者と支援員の女性

A型事業所を利用できるのは、以下のような条件を満たす方です。

1. 年齢要件

  • 原則として18歳以上65歳未満の方

2. 障害や難病があること

  • 身体障害、知的障害、精神障害(うつ病・統合失調症・発達障害など)
  • 難病等対象疾病のある方

※障害者手帳を所持していない方でも、医師の診断書や意見書などによって利用が認められる場合があります。

📝参考(外部)リンク

指定難病 |厚生労働省

3. 一般就労が困難だが、働く能力や意欲がある方

  • 一般企業への就職は難しいが、一定の作業能力や勤務継続が見込める方
  • 通院や服薬管理をしながら安定して出勤できる方
  • 働く意欲があり、サポートを受けながら就労を目指している方
  • 過去に就労経験はあるが、現在は企業を離職して雇用関係がない方

4. 就労移行支援を利用したが、企業等の雇用に結びつかなかった

  • 就労移行支援を利用したが、企業等の雇用に結びつかなかった方
  • 特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが、企業等の雇用に結びつかなかった方

まとめると、就労継続支援A型は『一般企業で働くのが難しいが、サポートを受けながら働く意欲と能力のある人』が対象です。

📝関連記事はこちらから

【誰が利用できる?】就労継続支援A型の対象者とその条件を徹底解説

対象の目安

  • 週20時間以上の勤務が可能
  • 通勤ができる、または在宅勤務に対応可能
  • 支援を受けながら安定して働ける見込みがある

「働く力を伸ばしたい」「もう一度仕事を始めたい」

そんな気持ちを応援する場所が、A型事業所です。

A型事業所の利用料金(自己負担額)は?

「給料がもらえるのは嬉しいけど、利用料って高いの?」

そんな心配をされる方も多いですが

【POINT】A型事業所は約9割が自己負担0円で利用!

A型事業所は、国の障害福祉サービスの一つで、原則としてサービス費用の1割が自己負担ですが、所得に応じて月ごとの上限額が設定されているため、所得の低い方や生活保護を受給している世帯は、自己負担なく利用できる仕組みになっています。

詳しい負担額は、お住まいの市区町村の障害福祉窓口で確認できます。

A型事業所の主な支援内容

就労支援の支援員

A型事業所では、「一般就労への移行」や「安定した就労生活の継続」を目指して、以下のような多面的なサポートが行われています。

1. 雇用契約による安定した就労支援

A型事業所では、利用者と雇用契約を締結し、最低賃金以上の給与が支払われます。

厚生労働省のデータによれば、令和5年度(2023年度実績)の就労継続支援A型事業所での平均賃金(月額)は 86,752円となっています。

📝参考(外部)リンク

令和5年度に厚生労働省が実施した調査

京都府の例:1日4時間・週5日・4週間勤務した場合
→ 1,058円(2025年3月時点)×4時間×5日×4週 = 84,640円

これにより、経済的な安定が得られ、「働くこと」を日常生活の一部として定着させることが可能です。

2. 職業指導・作業支援

作業の内容や工程に合わせて、支援員が丁寧にサポートします。

仕事内容の例としては、軽作業(検品・梱包など)、事務補助、農作業、清掃、パソコンを使った作業などがあります。

3. 生活支援・相談支援

日常生活で困っていることや、体調の悩み、家族・人間関係の相談にも対応します。

定期的な面談や個別支援計画の見直しを通じて、利用者一人ひとりの生活を包括的にサポートします。

4. 一般就労への移行支援

A型事業所の大きな目的のひとつは、「一般就労へのステップアップ」です。

そのために、就職活動に向けて、履歴書や職務経歴書の作成支援、面接対策(模擬面接)、さらに職場実習の紹介や調整など、実践的なサポートが行われます。

5. コミュニケーションや社会性のトレーニング

チームでの作業や会話の練習、職場内のマナーの習得など、働く上での人間関係スキルの向上も支援の一環です。

社会参加や自信の回復につながります。

6. 定着支援(アフターケア)

A型事業所を経て一般就労へ移行した方に対しては、就労定着支援事業などを活用し、長期的な就労をサポートする体制が整えられている場合があります。

職場での悩みや課題に継続的に寄り添い、その方に合った働き方を支援することを通じて、「仕事」と「生活」の両面からのサポートが行われています。

📝関連記事はこちらから

就労継続支援B型と就労移行支援を徹底比較!自分に最適な支援を見つけよう!

【就労継続支援B型と就労定着支援の違い】目的・対象者や支援内容を徹底比較!

就労継続支援A型事業所 就活する男女

このように、A型事業所は、仕事を提供するだけでなく、「その人らしく働き、安心して暮らしていけること」を大切にした包括的な支援を行っているのです。

【仕事内容まとめ】就労継続支援A型でできる仕事の種類と実際の作業例

就労継続支援A型 悩む男女

A型事業所で行う仕事は、事業所によって異なりますが、以下のような作業が一般的です。

よくある仕事内容の例

  • 軽作業系:部品の組み立て、梱包、シール貼り
  • 農業・園芸系:野菜の栽培、出荷準備
  • 清掃業務:オフィスや施設の清掃
  • 事務補助:データ入力、書類整理
  • 飲食・調理補助:弁当づくり、仕込み、配膳
  • PC作業(データ入力、ネットショップ運営など)
  • WEB制作・IT関連:画像加工、動画編集、ブログ記事作成、SNS運用

など

仕事内容は事業所ごとに大きく異なりますが、近年ではパソコン作業やSNS運用、デザインなどのクリエイティブ分野に特化した事業所も増えてきています。

利用者の方一人ひとりのスキルや希望、特性に合わせて業務に取り組めるよう工夫されており、また、在宅ワークに対応する事業所も年々増加しており、より柔軟な働き方が可能になっています。

自分の体調やスキルに合った作業を選べるよう配慮されている事業所も多く、長期的に安定して働くことができます。

就労継続支援事業所の支援員

当事業所トライアングルでは、SNS代行を専門としており、ブログ作成、Instagram、TikTok、YouTubeの動画編集、デザインなどの業務を行っております。こちらの「仕事の内容」ページもご覧ください。

A型事業所のメリットとデメリット

就労継続支援 メリットとデメリット

A型事業所を選ぶ前に、メリットとデメリットの両方を知っておくことが大切です。

① 雇用契約があるため、安定した収入が得られる

A型では最低賃金以上の給与が支払われ、社会保険にも加入できます。

生活の安定につながり、自立した暮らしを支える大きなメリットです。

② 一般就労に向けたステップアップができる

働く習慣を身につけながら、スキルアップを目指せます。

多くの事業所では、ビジネスマナーや就職支援も行っています。

③ 支援員のサポートで安心して働ける

体調や人間関係の悩みも、支援員が丁寧にフォローしてくれます。

無理のないペースで働けるよう、勤務時間や仕事内容も調整可能です。

④ 働きながら社会とのつながりが持てる

同じように働く仲間との交流が、モチベーションの源になります。

「一人じゃない」という安心感が得られます。

▶ 一般就労より収入が少ない

最低賃金ではありますが、一般企業でのフルタイム収入と比べると低めです。

▶ 定員や地域差がある

人気の事業所では空きが少なく、希望の時期に利用できない場合もあります。

▶ 合わない事業所もある

作業内容・雰囲気・支援方針などが自分に合わないケースも。

見学や体験で慎重に選ぶことが大切です。

大切なのは、自分の体調やライフスタイル、働き方への希望に合った環境かどうかを見極めることです。

事業所によって雰囲気や支援内容が異なるため、事前に見学や相談を通じて、自分にとって「無理なく続けられる場所」かどうかを確認することが、納得のいく選択につながります。

📝関連記事はこちらから

【2025年版】就労継続支援A型のメリットとは?利用する前に知っておきたいポイント総まとめ

就労継続支援A型のデメリットとは?利用前に知っておきたい注意点と向いている人の特徴

A型事業所が向いている人の特徴

就労継続支援A型 悩む男女

A型事業所が向いている人の特徴は、以下のような条件や傾向がある方です。

簡単に言えば、「ある程度の就労能力があり、一般就労を目指したいと考えている方」に向いています。

✅規則正しく通勤できる体調・生活リズムがある方

A型事業所では雇用契約があるため、週20時間以上の安定した勤務が基本です。

通院や服薬などで生活がある程度安定しており、出勤が可能な方に適しています。

📝関連記事はこちらから

就労継続支援A型で生活リズムを改善!働きながら安定した毎日を手に入れる方法

✅将来的に一般就労を目指している方

A型は「就労移行支援」と「訓練型雇用」の中間的な位置づけです。

一般企業に就職したいという意欲がある方に向いています。

✅ある程度の作業遂行能力がある方

軽作業や事務作業などを指示通りにこなせるスキルが必要です。

支援はありますが、B型よりも自主的に業務をこなす力が求められます。

✅円滑なコミュニケーションができる方

職場ではチームで作業することもあるため、あいさつや簡単な報告・連絡・相談ができる方が適しています。

✅一定の収入を得たい方

A型では最低賃金が保証されるため、収入を安定的に得たい方にとっては魅力的です(生活費の一部にしたい、福祉的就労でも収入を重視したいなど)。

✅職業訓練や支援を受けながら働きたい方

一般企業では支援を受けにくいですが、A型事業所では福祉的な支援と雇用の両立が可能です。

就職準備を兼ねた実践の場として利用したい人に適しています。

📝関連記事はこちらから

就労継続支援A型が向いている人は?特徴・適性・選び方を徹底解説【2025年最新】

🎤利用者の声からわかる!就労継続支援A型のリアルな魅力

就労継続支援A型 体験談

ここでは実際にA型事業所を利用されている方々の声をご紹介し、さまざまな背景や状況の中でどのように支援が役立っているのかを見ていきましょう。

40代・うつ病/女性
「体調に波があり、一般企業では長く続けられませんでしたが、A型事業所では無理のない勤務時間で働けています。雇用契約があるので、収入面でも安心でき、少しずつ生活リズムが整ってきました。」


②30代・発達障害/男性
「人とのコミュニケーションが苦手で、前の職場では誤解されることが多く苦しかったです。A型事業所では支援員さんが間に入ってくれるので、自分の特性を理解してもらいながら仕事ができています。」


③50代・身体障害(下肢障害)/男性
「事故の後、再就職が難しく、ずっと家にこもりがちでした。A型事業所に通うことで、無理のない作業をしながら人と関わる時間が増え、気持ちも前向きになれました。」

多様な障害や状況に応じて柔軟にサポートが受けられるA型事業所では、利用者の方の声からもわかるように、安心して働ける環境づくりが社会参加の第一歩となっています。

見学・体験で使える!A型事業所選びのチェックリスト

就労継続支援 ひらめく女性

自分に合った事業所を選ぶために、以下のポイントを確認してみましょう。

✅ 支援内容・サポート体制

☐ 職業指導員や支援員の人数・対応体制は十分か
☐ 相談しやすい雰囲気があるか
☐ 生活面のサポートや悩み相談にも対応しているか

✅ 作業内容・作業環境

☐ 自分の体力やスキルに合った仕事内容か
☐ 作業ペースや時間に無理がないか
☐ 見学・体験で実際の作業を確認できたか

✅職場の雰囲気・人間関係

☐ 明るく落ち着いた雰囲気があるか
☐ スタッフや利用者と話しやすい環境か
☐ 人間関係のトラブルが少なそうか

✅ 通いやすさ・アクセス

☐ 自宅から無理なく通える距離か
☐ 公共交通機関で通いやすいか
☐ 送迎サービスがあるか(必要な場合)

✅一般就労への移行実績

☐ 過去の就職者数や支援実績があるか
☐ スキルアップ・キャリア支援が受けられるか

就労継続支援A型 笑顔の男女

当事業所トライアングルでは、在宅ワークによるデザイン業務や事務作業をはじめ、一般事務職や福祉サービスの職員として一般就労へとステップアップされた方が多数いらっしゃいます。

ここでの経験を通じて実務スキルや自信を身につけ、それぞれの目標に向かって着実に前進されています。


実際に事業所を見て、スタッフや利用者の雰囲気を感じることは、安心して通うための第一歩です。

不安がある場合は、一日体験や短期間の見学利用を積極的に活用してみましょう。

📝関連記事はこちらから

【失敗しない】就労継続支援A型事業所の選び方|自分に合った職場を見つける8つのポイント

A型事業所を利用するまでの流れ - 安心の7ステップ

就労継続支援A型 ステップ

「利用してみたい」と思ったら、どのような手続きが必要なのでしょうか。

ここでは、利用開始までの基本的な流れを7つのステップで解説します。

情報収集・相談

まずは、お住まいの地域の相談窓口に連絡し、A型事業所の利用について相談することから始めます。


市区町村の障害福祉窓口: 障害福祉サービスに関する相談を受け付けています。


障害者就業・生活支援センター(通称:なかぽつ): 障害のある方の就業面と生活面の一体的な支援を行う機関です。

相談支援事業所: サービス等利用計画の作成支援など、障害福祉サービス全般の相談・調整を行います。


これらの窓口で、あなたの状況を伝え、A型事業所の概要や利用条件、手続きの流れについて情報収集を行いましょう。
就労継続支援 カウンセリング
事業所の見学・体験

いくつかのA型事業所の情報を集めたら、実際に興味のある事業所を見学・体験利用することをおすすめします。


見学:事業所の雰囲気、行われている仕事内容、職員の対応などを直接確認できます。
気になることは積極的に質問しましょう。


体験利用: 実際に数日間、業務を体験してみることで、自分に合っているか、無理なく続けられそうかなどを判断できます。


この段階で、「どんな仕事をしてみたいか」「どんな支援があれば安心か」などを具体的にイメージしてみましょう。

気になるA型事業所を見学したり、体験利用を通じて、実際の職場環境や仕事内容を自分の目で確かめてみましょう。
就労継続支援事業所の利用者と支援員の女性
面接・適性確認

事業所で面接を受け、働く意欲や体調、適性などを確認します。
面接に合格すれば次のステップに進みます。
就労継続支援 カウンセリング
障害福祉サービス受給者証の申請

面接通過後、障害者手帳や医師の診断書を用意し、市区町村の福祉課などに「障害福祉サービス受給者証」の申請を行います。

障害福祉サービス受給者証を申請するには、サービス等利用計画書が必要です。

相談支援専門員が、あなたの希望や状況に基づき、どのようなサービスをどのように利用するかをまとめた「サービス等利用計画案」を作成します。

この計画は、あなたがA型事業所で働く上で非常に重要な指針となります。

ご本人やご家族が作成して申請することも可能です。

市区町村の福祉課に提出し、審査の後、受給者証が発行されます。

この受給者証は、障害福祉サービスを利用するために必須のものです。大切に保管しましょう。


📝関連記事はこちらから

【完全ガイド】就労継続支援A型を利用するには?障害福祉サービス受給者証の取得方法と注意点を徹底解説!
福祉サービス受給者証
雇用契約を結ぶ

受給者証の取得後、正式に事業所と雇用契約を結びます。契約内容や勤務条件について説明を受け、納得した上で契約を進めます。
個別支援計画の作成

支援員と相談しながら、働き方や支援内容を具体的に計画した個別支援計画を作成します。
利用開始

支援を受けながら実際に就労を開始します。

定期的に面談や計画の見直しを行いながら、働きやすい環境づくりを進めます。
就労継続支援A型 喜ぶ男女

まずは事業所やお住まいの地域の相談窓口での相談をしましょう。

ご利用には障害福祉サービス受給者証が必要となります。

この流れは一般的なもので、自治体や事業所によって多少異なる場合があります。

📝参考(外部)リンク

障害のある方に対する相談支援について厚生労働省

わからないことがあれば、支援員や相談支援専門員に遠慮なく相談しながら、一歩ずつ進めていきましょう。

A型事業所の利用を検討している方からよく寄せられる質問をまとめました。

不安や疑問を解消し、安心して利用を始めるための参考にしてください。

よくある質問

就労継続支援A型とB型、どちらが自分に合っているかわかりません。

働く時間や体調の安定度によって向き不向きがあります。

医師や相談支援専門員と一緒に判断しましょう。

就労継続支援A型とB型、どちらを選べばよいですか?

一定の体力や働く意欲があり、継続的に通所できる方はA型が適しています。一方、体調に波がある方やまずは自分のペースで働きたい方にはB型が向いています。医師や相談支援専門員と相談して判断しましょう。

障害者手帳がないと利用できませんか?

医師の診断書や意見書があれば、手帳がなくても利用できる場合があります。詳細は市区町村の福祉課や相談支援事業所でご確認ください。

利用期間に制限はありますか?

原則として利用期間に明確な制限はありません

ただし、A型は「一般就労への移行を目指す」ことが基本方針となっており、利用者本人の希望や事業所の方針によっては、数年で一般就労に向けたサポートを進める場合があります。

在宅での働き方は可能ですか?

事業所や仕事内容によっては、在宅ワークに対応している場合もあります。希望する場合は、事業所に相談してみましょう。

当事業所トライアングルでは在宅での就労が可能です。通所が難しい方でも、自宅で安心してお仕事ができます。メールや電話でしっかりサポートするので、ひとりで悩まずに働けます。

※基本的にPCの貸し出しはなく、ご自身での準備をお願いしています。当事業所では中古PCを25,000円(税込)で提供可能です。スペックは体験時に動作確認し、仕事に使えるか判断できます。

B型とA型の掛け持ちはできますか?

原則として、就労継続支援A型とB型の同時利用(掛け持ち)はできません。どちらか一方を選んで利用する形になります。

もしここにない疑問がある場合は、市区町村の障害福祉課相談支援事業所に問い合わせてみましょう。

あなたの状況に合わせて、最適なアドバイスを受けられます。

🌟まとめ:就労継続支援A型は「安心して働く第一歩」

就労継続支援A型は、障害や難病があっても「働く喜び」を実感できる大切なステージです。
雇用契約のもとで安定した収入を得ながら、支援員のサポートを受けてスキルアップや一般就労を目指すことができます。

見学や相談を通じて、自分に合った事業所を見つけることが成功のカギです。
無理のないペースで、あなたらしい働き方を一歩ずつ築いていきましょう。

📝参考(外部)リンク

就労継続支援A型事業所(全国版)|LITALICO仕事ナビ

就労継続支援A型事業所(京都市)|はたらきまひょ

🌈“やってみたい!”を応援する場所、トライアングルへようこそ!
就労継続支援事業所トラアングルで働く仲間

💡「トライアングル」ってどんなところ?

名前に込めた想い──
「トライ(Try)=挑戦」
「アングル(Angle)=見方を変える」

障害者就労継続支援事業所トライアングルのロゴマーク

そして「トライアングル」が大切にしている三つの視点:

利用者さん × スタッフ × 地域社会

この“バランスの三角形”が、私たちの出発点です。

🌱“作業”ではなく、“成長”を育む場所

「トライアングル」は、就労継続支援A型・B型の事業所ですが、ただ作業をこなすだけの場所ではありません。

✨あなたの「できるかも」が「できた!」に変わる

✨あなたの「好き」や「得意」を一緒に見つける

✨あなたの「挑戦したい」を何度でも応援する

そんな“自分らしく働く”ことを目指す場所です。

💪不安があっても大丈夫。あなたのペースでOK!

「やってみたいけど不安…」

「うまくいかなかったらどうしよう…」

そんな気持ち、私たちはよくわかります。

だからこそ、失敗を恐れず挑戦できる“安心できる環境”を整えました。

🛠幅広いお仕事と支援体制

あなたの“やってみたい”に合わせて、さまざまな業務をご用意!

  • 軽作業
  • 創作・クラフト活動
  • パソコン作業(SNS代行・ブログ作成・デザイン・動画編集など幅広い作業を提供)
  • 在宅ワークも対応可能!
トライアングル藤森の職場風景

詳しくはこちらの「仕事の内容」もご覧ください。

就労に不安がある方も、ブランクがある方も、「挑戦したい」という気持ちがあれば、それだけで充分です。

さらに

📘資格取得支援
💼就職サポート
💬定期面談・個別相談

など、安心のサポート体制も充実!

💬まずは見学・体験からでもOK!

「ちょっと気になる」

「話だけでも聞いてみたい」

そんな方も、見学・体験を随時受付中!

あなたの“はじめの一歩”を、スタッフ一同あたたかくお迎えします。

✨あなたの未来、一緒に描いてみませんか?

「やってみたい」「挑戦してみたい」

——その前向きな気持ちこそが、すべてのはじまりです

あなたが思い描く「なりたい自分」を実現するために、トライアングルは全力で応援します。

どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。


🏢事業所のご案内

🔹トライアングル藤森(就労継続支援A型事業所)

就労継続支援事業所トライアングル藤森の正面

〒612-0028
京都市伏見区深草飯食町840 セントラルプラザ1階
📞075-644-4123
🕘受付時間:9:00~18:00(土日休)

アクセス:
🚶京阪本線「藤森駅」 徒歩5分
🚶JR奈良線「JR藤森駅」 徒歩20分
🚌市バス「藤ノ森」停留所 徒歩2分

🔹トライアングル竹田(就労継続支援A型・B型事業所)

就労継続支援事業所トライアングル竹田の建物外観

〒612-8446
京都市伏見区竹田中内畑町2番地 堀田ビル3階


📞070-3272-4349
🕘受付時間:9:00~18:00(土日休)

アクセス:
🚶近鉄・地下鉄「竹田駅」 徒歩8分
🚌市バス「竹田内畑町」停留所 徒歩1分

各事業所へのアクセスは「アクセス情報」をご覧ください。