A型事業所がつらくなったら|給料と工賃から考える「B型事業所」というもうひとつの選択

お給料を受け取る男性

就労継続支援A型事業所で働いている中で

「最近、体調の波が大きくなってきた」

「毎日の勤務が少ししんどいと感じることがある」

「B型事業所って、今の自分にはどうなんだろう?」

そんな気持ちが、ふと心に浮かぶことはありませんか?

A型事業所で働いてきた経験は、決して無駄ではありません。

むしろそれは、「自分の状態を理解できるようになった証」でもあります。

A型事業所からB型事業所への検討は、決して「後退」ではありません。

大切なのは、無理をせず「今のあなた」が一番心地よく輝ける場所を見つけることです。

この記事が、安心して自分らしい働き方を選び直すための、前向きなきっかけになれば幸いです。🌱



🏢 そもそも「A型事業所」ってどんなところ?基本の仕組みをやさしく解説

就労継続支援A型

A型事業所について調べ始めたばかりの方は、まずはここから確認してみましょう。


A型事業所ではお給料を受け取り、決まった時間に通うことで、「働く生活リズム」や「職場での経験」を少しずつ身につけていける場所でもあります。

どんな目的で作られた制度なのかを知ることで、「自分にもできそう」「こんな働き方なら続けられるかも」と、働くイメージがぐっと具体的になります。

はじめての方でも安心して理解できるよう、ここから順番に見ていきましょう🌱

A型事業所は、障がいや難病により、一般就労が難しい方が、雇用契約を結びながら働くことを目的とした福祉サービスです。

主な特徴

  • 事業所と雇用契約を結んで働く
  • 給料(最低賃金以上)が支払われる
  • 利用者でありながら「労働者」として働ける

つまり
👉 福祉のサポートを受けながら、実際の仕事を通して働く力を身につけられる場所です。


A型事業所では、支援スタッフが一人ひとりに寄り添ってくれます。

具体的な支援

  • サービス管理責任者・支援員が常駐
  • 体調や特性に合わせて作業内容を調整

    (例)
    指示が多いと混乱しやすい → 伝え方をシンプルに調整
    疲れやすい 休憩や作業量を調整

👉「無理をしない働き方」を一緒に考えてもらえるのが大きな安心ポイントです。


仕事内容は事業所によって多種多様でさまざまです。

仕事内容の例

  • 💻 パソコン作業(データ入力・軽作業など)
  • 📱 SNS関連業務(投稿作成の補助・画像選定・コメント管理など)
  • 🖥️ IT関連業務(簡単なWeb更新・デザイン、ブログ記事作成など)
  • 🎬 動画編集業務(動画のカット編集、テロップ入力、簡単な編集作業など)
  • 📦 軽作業(袋詰め・検品など)
  • 🧹 清掃業務

など

👉 自分の得意・苦手に合わせて選べるのも魅力です。

就労継続支援A型事業所 パソコン作業をする男性

当事業所トライアングルでは、SNS代行を専門としており、ブログ作成、Instagram、TikTok、YouTubeの動画編集、デザインなどの業務を行っております。こちらの「仕事の内容」ページもご覧ください。


🌱 A型事業所が向いているのはこんな方

  • 自分のペースで働きたい
  • 安定した収入を得たい
  • 将来は一般就労を目指したい
  • 支援を受けながら仕事の経験を積みたい

A型事業所は「働くことに慣れる」「社会とつながる」ための最初の一歩として、多くの方に選ばれています。

「福祉の力を借りながら、社会人としての経験を積める場所」それが、A型事業所です。



💰 給料と工賃の違いを解説|A型事業所とB型事業所の決定的な違い

就労継続支援A型事業所 とB型事業所の比較

A型事業所でもらえるお金は「給料」、B型事業所でもらえるお金は「工賃」と呼ばれます。

この2つは、名前が違うだけではありません。

法律上の扱いが大きく異なり、生活の安定度にも差が出ます


🤝 最大の違いは「雇用契約」があるかどうか

A型事業所の場合(給料)

📄 事業所と雇用契約を結ぶ
→ 事業所と正式に雇用の契約を交わして働きます


👔 法律で守られた労働者として働く
→ 労働基準法などの法律に基づき、安心して就労できます


💰 最低賃金が必ず適用される
→ 働いた時間に応じて、最低賃金以上の給料が支払われます


📅 毎月の収入が安定しやすい
→ 定期的な給料があるため、生活の見通しを立てやすくなります


👉 働いた分は「給料(賃金)」として支払われます。
B型事業所の場合(工賃)

📄 雇用契約は結ばない
→ 会社との雇用関係はなく、利用という形で通います


🧩 福祉サービスの一環として作業を行う
→ 就労訓練や生活支援の一部として作業に取り組みます


🎁 もらえるのは作業への対価(工賃)
→ 作業の対価として「工賃」が支払われます


📉 最低賃金の決まりがないため金額は低め
→ 最低賃金の適用がないため、収入は少ない傾向があります


※ただし工賃は作業量や事業所の収益状況によって決まるため、金額には個人差や事業所ごとの差があります。


👉 体調を整えながら、無理なく通うことを目的とした場所です。
A型とB型の考え方の違い


🏢 A型事業所
「働くこと」を軸にしながら、必要な支援を受けられる場所


🏠 B型事業所
体調や生活リズムを大切にしつつ、無理のないペースで作業に取り組む場所


👉 大切なのは、どちらが良い・悪いかではありません。
「今の自分の状態や目標に合っているかどうか」を基準に選ぶことが、安心して続けるためのいちばんのポイントです。


🌱 「お給料」をもらう意味とは?

お給料を受け取る男性

お給料をもらうことは

  • 社会の一員として認められる
  • 責任をもって仕事に取り組む
  • 「自分の力で稼いでいる」という自信につながる

という大きな意味があります。

もちろん、雇用契約があることで責任や緊張を感じる場面もあります。

しかしその一方で、雇用契約の有無は、働き方の安定や将来の選択肢に大きく関わる重要なポイントでもあります。

自分らしく長く働くためにも、この違いをきちんと理解しておくことが大切です🌱

💡 迷ったらここをチェック|A型・B型の違いを簡単整理

ポイントを伝える女性

就労継続支援A型・B型は働き方や収入の仕組みが異なるため、その違いを整理して確認してみましょう。

今の体調や生活リズム、将来の目標に合わせて選ぶことが、安心して長く働き続けるための大切なポイントです。

あなたの今の状況や目標に合わせて、納得できる働き方を選んでいきましょう


📝関連記事はこちらから

【徹底比較】就労継続支援A型とB型の違いとは?対象者・賃金・メリットをわかりやすく解説

🌿 「B型を選ぶ」という選択肢がもたらす3つの心の余裕

喜ぶ女性

「お給料」という形に縛られすぎないB型には、A型にはない魅力があります。

  1. 「休んでもいい」という安心感
    雇用契約がないため、当日の体調不良でもペナルティを恐れず休むことができます。
    「行かなきゃ」という強迫観念から解放されます。

  2. 作業内容のハードルが調整しやすい
    A型では「仕事」としての責任が重いですが、B型は「リハビリ」の側面が強いため、自分の得意なことに集中したり、簡単な作業からスモールステップで始められます。

  3. 「自分を責める時間」が減る
    A型の基準に合わせられず落ち込む日々から、「今の自分にできること」を認めてもらえる環境へ移ることで、自己肯定感が回復します。

B型事業所を選ぶことは、「がんばれない自分を許す」ことではありません。

今の体調や心の状態に合わせて、働き方を調整するという前向きな選択です。

自分を追い込みすぎず、安心できる環境で一歩ずつ進むことも、立派な「働き続ける力」につながっていきます🌱


ポイントを伝える女性

B型事業所では、雇用契約を結ばずに利用します。

そのため、受け取るお金は「給料」ではなく、作業への対価として支払われる「工賃」となります。

B型事業所は、収入を得ることよりも、体調の安定や生活リズムづくり、社会とのつながりを重視した支援の場です。


📉 B型事業所の工賃の特徴

  • 雇用契約がないため、最低賃金は適用されない
  • 作業量や事業所の収益状況によって金額に変動あり
  • 全国平均の工賃は、月2万円前後の傾向

📝参考外部リンク

令和5年度工賃(賃金)の実績:厚生労働省

👉 最低賃金が適用されるかどうか、この違いが、A型事業所とB型事業所の収入差につながる最も大きなポイントと言えるでしょう。

💰 給料と工賃の違いは「優劣」ではありません

就労継続支援 支援員

A型事業所では、雇用契約を結び、働いた時間に応じて給料が支払われます。

一方、B型事業所では雇用契約はなく、作業への対価として工賃が支払われます。

この違いは、

ではなく、
「今の自分が、どこまでの負担なら安心して続けられるか」
という視点で考えることが大切です。



⚖️ どっちが自分に合う?A型とB型の「働きやすさ」比較診断

比較する男女

「今の自分には、A型事業所とB型事業所のどちらが合っているんだろう?」

と悩んでしまうこともありますよね。

そこで、あなたの今の状況に合わせた「適性チェックリスト」を用意しました。

どちらに多く当てはまるか、セルフチェックしてみてください。📝

【A型事業所(給料制)がおすすめの方】

毎月7万〜10万円ほどの安定した収入を得ながら、少しずつ自立を目指したい方

週4〜5日、1日4〜5時間程度の勤務を、無理のない範囲で継続できる体力がある方

将来的に、一般企業(オープン就労・クローズ就労を問わず)で働くことを視野に入れている方

適度な責任や役割を持ちながら、やりがいのある仕事にチャレンジしたい方

社会保険や雇用保険など、安心して働き続けるための福利厚生を重視したい方
【B型事業所(工賃制)がおすすめの方】

体調に波があり、まずは週1〜3日など短時間から、自分のペースで始めたい方

「働くこと」よりも、外に出る習慣をつけて生活リズムを整えることを大切にしたい方

雇用契約による責任やプレッシャーが、今の自分には負担に感じられる方

作業の成果よりも、安心できる環境やリハビリとしての効果を重視したい方

収入よりも、スタッフや仲間との交流を通じて、社会とのつながりを感じたい方

📝関連記事はこちらから

【失敗しない】就労継続支援A型事業所の選び方|自分に合った職場を見つける8つのポイント

🌱 A型からB型へ切り替えるまでの流れ|安心の5つのステップ

ステップ

「今の事業所を辞めてB型に移りたい」と思った時の具体的な手順です。

① まずはA型事業所の支援員に相談する
体調のこと、気持ちの変化、「最近しんどい」と感じていることを、率直に伝えてみましょう。

支援員は、あなたを責める存在ではなく、今後の選択肢を一緒に整理するパートナーです。

「B型も考えていて…」と話すだけでも大丈夫です。
B型事業所の見学・体験

A型に通いながらでも、休日などを使ってB型事業所の見学・体験は可能です。

作業内容だけでなく、「ここなら安心できそうか」「雰囲気が合うか」を大切に確認しましょう。
③主治医への相談(診断書の確認)
B型への移行が治療の観点からも適切かどうか、先生の意見をもらいましょう。
受給者証の変更申請
お住まいの市区町村の窓口で、サービスの変更手続きを行います。
⑤A型の退職とB型の利用開始
無理のないスケジュールで切り替え日を決めます。

A型事業所で働いてきたからこそ、「今は少しペースをゆるめたほうがいいのかもしれない」と、そっと立ち止まって考えられるようになります。

それは後ろに下がったのではなく、自分の心や体にやさしく目を向けられるようになった、自然な変化です。

🌱 無理をしない働き方を選びたい方へ
支援員

私たちトライアングルグループは、京都市伏見区の藤森と竹田にて、就労継続支援A型事業所を運営しています。
(※竹田事業所はA型・B型の併設事業所です)

もし今、
「今の働き方が少ししんどいかもしれない」
そう感じているなら、ひとりで抱え込む必要はありません。

働き方を見直すことは、決して後ろ向きな選択ではなく、今の自分に合ったペースへ整えるための前向きな一歩です。

トライアングルグループでは、B型事業所もグループ展開しており、その一つである笑店グループでは、体調や気持ちに寄り添いながら、無理なく働ける就労継続支援B型事業所を運営しています。

「まずは情報を知りたい」
「今すぐではないけれど、選択肢を持っておきたい」
そんな気持ちでも大丈夫です。

あなたらしい働き方を考えるきっかけとして、ぜひホームページもご覧ください。

📝公式HPはこちらから

就労継続支援B型事業所|笑店グループ - 障がい者のための働きやすい環境


よくある質問

最後に、よくある質問をQ&A形式でまとめました。

疑問をすっきり解消して、自信を持ってスタートを切りましょう!

一度B型に移行したら、もうA型や一般就労に戻れませんか?

 全くそんなことはありません!B型で数ヶ月〜数年過ごして体調が安定し、再びA型や一般企業へ「ステップアップ」する方もおられます。

 収入が減るのがどうしても不安です。

障害年金の受給状況や、生活保護などの福祉制度の活用も含めて、相談支援専門員さんに家計のシミュレーションを相談してみるのが一番の解決策です。

A型で行っていたような「パソコン作業」などは、B型でも続けられますか?

はい、可能です!最近のB型事業所は、軽作業だけでなく、データ入力、Webデザイン、動画編集などのクリエイティブな仕事に力を入れている所が増えています。「B型だから単純作業しかない」ということはありませんので、見学の際に「これまでのスキルを活かせる作業があるか」をぜひ確認してみてください。


📌 まとめ|自分らしい一歩を踏み出すために

喜ぶ男女

働き方は、一度決めたら変えてはいけないものではありません。

A型で頑張ってきたからこそ、
B型という選択肢を「逃げ」ではなく「調整」として考えられるようになります。

今のあなたが、
無理せず、安心して、長く社会とつながれる場所はどこか。

この記事が、その答えを考えるヒントになれば幸いです🌱

📝参考(外部)リンク

就労継続支援A型事業所(全国版)|LITALICO仕事ナビ

就労継続支援A型事業所(京都市)|はたらきまひょ

🌈“やってみたい!”を応援する場所、トライアングルへようこそ!
就労継続支援事業所トラアングルで働く仲間

💡「トライアングル」ってどんなところ?

名前に込めた想い──
「トライ(Try)=挑戦」
「アングル(Angle)=見方を変える」

障害者就労継続支援事業所トライアングルのロゴマーク

そして「トライアングル」が大切にしている三つの視点:

利用者さん × スタッフ × 地域社会

この“バランスの三角形”が、私たちの出発点です。

🌱“作業”ではなく、“成長”を育む場所

私たちトライアングルグループは、京都市伏見区の藤森と竹田にて、就労継続支援A型事業所を運営しています。
(※竹田事業所はA型・B型の併設事業所です)

✨あなたの「できるかも」が「できた!」に変わる

✨あなたの「好き」や「得意」を一緒に見つける

✨あなたの「挑戦したい」を何度でも応援する

そんな“自分らしく働く”ことを目指す場所です。

💪不安があっても大丈夫。あなたのペースでOK!

「やってみたいけど不安…」

「うまくいかなかったらどうしよう…」

そんな気持ち、私たちはよくわかります。

だからこそ、失敗を恐れず挑戦できる“安心できる環境”を整えました。

🛠幅広いお仕事と支援体制

あなたの“やってみたい”に合わせて、さまざまな業務をご用意!

  • 軽作業
  • 創作・クラフト活動
  • パソコン作業(SNS代行・ブログ作成・デザイン・動画編集など幅広い作業を提供)
  • 在宅ワークも対応可能!
トライアングル藤森の職場風景

詳しくはこちらの「仕事の内容」もご覧ください。

就労に不安がある方も、ブランクがある方も、「挑戦したい」という気持ちがあれば、それだけで充分です。

さらに

📘資格取得支援
💼就職サポート
💬定期面談・個別相談

など、安心のサポート体制も充実!

💬まずは見学・体験からでもOK!

「ちょっと気になる」

「話だけでも聞いてみたい」

そんな方も、見学・体験を随時受付中!

あなたの“はじめの一歩”を、スタッフ一同あたたかくお迎えします。

✨あなたの未来、一緒に描いてみませんか?

「やってみたい」「挑戦してみたい」

——その前向きな気持ちこそが、すべてのはじまりです

あなたが思い描く「なりたい自分」を実現するために、トライアングルは全力で応援します。

どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。


🏢事業所のご案内

🔹トライアングル藤森(就労継続支援A型事業所)

就労継続支援事業所トライアングル藤森の正面

〒612-0028
京都市伏見区深草飯食町840 セントラルプラザ1階
📞075-644-4123
🕘受付時間:9:00~18:00(土日休)

アクセス:
🚶京阪本線「藤森駅」 徒歩5分
🚶JR奈良線「JR藤森駅」 徒歩20分
🚌市バス「藤ノ森」停留所 徒歩2分

🔹トライアングル竹田(就労継続支援A型・B型事業所)

就労継続支援事業所トライアングル竹田の建物外観

〒612-8446
京都市伏見区竹田中内畑町2番地 堀田ビル3階


📞070-3272-4349
🕘受付時間:9:00~18:00(土日休)

アクセス:
🚶近鉄・地下鉄「竹田駅」 徒歩8分
🚌市バス「竹田内畑町」停留所 徒歩1分

各事業所へのアクセスは「アクセス情報」をご覧ください。